コンテンツにスキップ

静かでゆったりとした空間が広がる、百貨店の中の美術館

静かでゆったりとした空間が広がる、百貨店の中の美術館

アートな空間に潜入!
YOKOHAMA ART SPOT FILE

お買物の合間に、心動かすアートとの出会いがあるかも!
そごう美術館

横浜駅東口にあるそごう横浜店の6階に、静かで落ち着いた美術館があることを知っていますか?ここ「そごう美術館」は、1985年9月、百貨店の開業と同時に、生活と文化、情報の発信基地となるべく文化施設を目指してかつてない規模の本格的な美術館として開館しました。昭和の洋画壇で活躍した画家、鈴木信太郎の油彩・水彩約160点を収蔵していることでも知られています。洋画・日本画・彫刻・版画などの作品展はもちろん、SF映画や少女まんがをテーマにしたユニークな企画展まで幅広いジャンルの展覧会を開催。お買物の途中でふらっと立ち寄り、気軽にアートの世界を体感できるのも魅力です。


美術館のエントランス脇に設けられたチケット売り場。企画展によって入館料は異なります。開館時間は、基本的にはそごう横浜店の営業時間と同様で10:00〜20:00(入館は閉館の30分まで)です。
※企画展の最終日など閉館時間が早まる場合があります。


チケットを購入したら、まずはこちらのロッカーに手荷物やコートなどを預けて。美術館ならではのコインリターン式ロッカー(100円)なので、鑑賞後、荷物を取り出すと100円が戻ってきます。もちろん向かいには傘立ても用意されています。

チケットを見せ、館内に入る前に見つけたのがこの案内。

アート観賞をしながら、感じたこと、学んだことをメモしたい人はぜひ利用して。簡易鉛筆ペグシルの無料貸出しサービスです。通常、大切な芸術作品を扱う美術館や博物館などでは、芯折れの危険がある鉛筆やシャープペンシル、インク等が飛び散る恐れのあるボールペン、万年筆などの使用を避けるのがマナーです。ぜひスタッフの方に声を掛け、お借りしましょう。

今回取材に伺った際は、「昭和から明治の日本画と洋画『絵画の潮流展』」(2017年3月4日(土)〜4月9日(日))が開催されていました。館内の様子を特別に少しだけ撮影させていただきました。一歩足を踏み入れると、さっきまでの百貨店のにぎわいとは異世界の静かな空間が広がっています。

企画展によっては、椅子に座って観賞できる映像コーナーも設けられていたり。

さて、素敵なアートをたっぷり観賞した後は、美術館に併設されているミュージアムショップへ。開催中の企画展の作品をモチーフにしたオリジナルグッズはもちろん、さまざまなアート&デザイングッズがそろっています。鑑賞後のミュージアムショップ巡りもお楽しみのひとつですよね。

そのミュージアムショップの一角には、先述の画家、鈴木信太郎の作品をモチーフにした福岡南央子氏デザインのオリジナルミュージアムグッズも!今の気分にもぴったりなおしゃれでかわいいデザインがいっぱいです。


今人気のマスキングテープをはじめ、マグカップ、トートバッグ、ピンズ、クリアファイル、シール、ポストカードなどなど。もちろん美術館のご利用がなくても購入できるので、ぜひ足を運んで覗いてみてください。

そごう美術館
[場所]そごう横浜
[TEL]045-465-5515(美術館直通)

関連記事