コンテンツの本文へ移動する

神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」。ミュージカル・音楽・演劇・映画など県内のアート情報を発信します。

岸井大輔[アジアで上演する #10|上演一般批評は可能か、上演の範囲がたとえば生活まで拡張される中で。]

blanClass

横浜市南区南太田4-12-16 2F

アジアを概念化し、西洋芸術に接ぎ木して作品製作をすることは、歴史を振り返るまでもなく、陳腐であり、かつ危険な飛躍となりやすい。しかし、それを承知の上で、アジアに新たに向かい直す芸術家が増えている。しかも、彼らは、表現形式として展示ではなく上演を志向することが多いようだ。この現象を「アジア(とか日本とか)」「上演」という言葉を使わずに記述できる言語を獲得したいと考え、「アジアで上演する」シリーズをはじめた。

まず、何人かの「アジアで上演する」アーティストにスポットをあて9月ー1月に発言を記録・交流を行い、2,3月には、いろいろやってみた。4月ー6月は以上の体験から見出されたいくつかのテーマに基づく分科会をもち、ディスカッションを行う。

6月のテーマは「上演一般批評は可能か、上演の範囲がたとえば生活まで拡張される中で」とする。

私たちは「アジアで上演する」ことを考えていく中で、「上演」とは何かという問題にぶつかった。近年、多くの芸術家は絵画・音楽・演劇などのジャンルを横断する表現を模索しており、表現形態として、都度、展示・作品・テキストなどが考えられ、上演もその一つとなる。しかし、テキスト批評や展評などと比べると、上演一般を批評する言説は未整理であるとはいえないか。無論、演劇の上演研究、ダンス批評、美術におけるパフォーマンス研究やシアトリカル批判など、ジャンルに基づく上演理論はあるが、上演一般批評となると困難だ。しかし、多くの「アジアで上演する」アーティストは、インスタレーションやプレゼン、拠点やサークルづくり、自身の生活そのものなど、上演と捉えられる方法で発表を行っている。それらの発表について考察したければ「上演批評」が不可欠ではないのか。

そこで、さまざまなジャンルにおける上演理論に詳しく、かつ上演が拡張される現状について関心のある研究者とともに、上演一般批評の可能性(あるいは不可能性)について議論したい。

最初に「アジアで上演する」シリーズの企画者である岸井から、これまで抽出された問題をまとめて20分話す。その後、各発表者から20分づつ、自己紹介もかねて話題を提供いただく。出演者はそれぞれのジャンルにおける歴史や最新理論を参照しつつ実践をも続ける3人、美術から星野太、ダンスから武藤大祐、演劇から寺尾恵仁をお願いした。

私たちは立場がないゆえ上演する。だからこそ、上演を考察し共に考える言説が必要がある、ということを話してみたいと思います。

ジャンル etc.
地域 横浜市(ベイエリアを除く)
開催日 6月5日(金)
時間 19:30~22:30
券種/料金 入場料:2,000円
定員:30名(要予約)
チケット情報 〈予約方法〉info@blanclass.comに以下の内容でイベント前日までに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈タイトル〉アジアで上演する予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数
お問い合わせ info@blanclass.com
URL http://blanclass.com/japanese/schedule/20150605/

blanClass

横浜市南区南太田4-12-16 2F

アクセス
■京浜急行[井土ケ谷駅] (横浜駅から普通下り5駅)改札出て正面の信号をわたりすぐを左折、1つ目の交差点を右折、2つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階