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その他 美術・写真
2018
Oct
Thu
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ミケネ・シッパー編集の神話を山口由理子がビジュアルに
今、神話が語るもの ー 人類の終末と復活の神話 ー ミケネ・シッパー 山口由理子
開催期間:2018.10.04〜2018.12.23
2018.09.20

(TOP写真)山口由理子 “Manu and the fish” 2016

 

私たち、そして、私たちの祖先も、度重なる自然災害や争いで、何度も生命を脅かされ、苦しみ、怯えて来ました。紀元前の人々の社会では、科学的な根拠に基づいた理解は乏しく、地震、噴火、山火事、洪水等は、神の怒りとして捉え、様々な「神話」を生み出して来ました。現在は、自然現象について科学的に解明出来るようになりましたが、自然災害との戦いが止むことは無く、昔の人と同じようにその脅威に怯えています。さらに現代には人間が生み出した「核」という新たな脅威も加わっています… そんな中、私たちの出来る事は、何なのか?

 

アメリカを拠点に制作と発表を行っている山口由理子は2009年、イタリアにあるロックフェラー ファウンデーション ベラジオ センターで1ヶ月間の滞在制作する機会を得て水彩画を集中的に制作する。その際山口の作品に興味を持ったのが、同センターで異文化間文学についての研究をしていたオランダの学者、ミネケ・シッパーでした。ミネケ・シッパーは異文化間文学の研究に長きに渡り従事し、万国共通の文化、文学について探求するなかで世界各地に残される「神話」に着目。ベラジオ センターでは、世界各地の洪水や災害に関する神話を集め、発表すべく研究をしていました。

 

もともと世界の繋がりや「連鎖」について強い関心を持っていた山口と、シッパーはここでの出会いを切っ掛けに共同で一つの仕事をしたいとお互いに思うようになり、後の交流の中でシッパーが集め編集した「神話」について山口が一つ一つヴィジュアルを生み出すという作業を少しずつ進めて来ました。今回、その集大成として本展が企画されました。本展は、神話の中でも特に「世界の終わり」に関する物語に注視し、「神話」を通し終焉から再生の新たな可能性を探ろうとするものです。

※ミネケ・シッパーが世界各地より集め編集した神話30編を山口由理子がヴィジュアル化し、水彩画として現しました。本展では、神話と共にご紹介いたします。

 

 

今、神話が語るもの
ー 人類の終末と復活の神話 ー
ミケネ・シッパー 山口由理子
[日時]10月4日(木)〜12月23日(日)10:00〜18:00(入館は17:30まで)
[会場]カスヤの森現代美術館
[休館日]月〜水曜日
※10/14(日)・11/23(金)・12/2(日)は予約制イベント開催のため一般の方の見学は12:00までとさせていただきます。
[料金]一般¥600、学生¥500、小学生¥300
[TEL]046-852-3030(カスヤの森現代美術館)
※カスヤの森現代美術館の公式サイトでの展覧会紹介ページはこちら!!

  • 地域
    横須賀三浦地域

カスヤの森現代美術館

当館は1994年4月に、私設の現代美術館として開館しました。あまり馴染みのない現代美術をより身近に感じていただけるよう、現在進行形の作家の個展を中心にセミナー、茶会、シンポジウム、コンサート等を開催しています。来館された方々がそれぞれの楽しみ方でお過ごしいただけるような空間作りを心がけております。しばし日常から離れ、竹林に囲まれたティーラウンジで、くつろぎのひとときをお過ごし下さい。

2~3ヶ月ごとに開催される企画展の他、国内では鑑賞する機会の少ない戦後を代表するアーティストの一人、ヨーゼフ・ボイス(ドイツ)のコレクションを中心にナム・ジュン・パイク、李禹煥などの作品を常設展示しています。

 

(写真1枚目)美術館外観
(写真2枚目)美術館ラウンジ
(写真3枚目)ヨーゼフ・ボイス常設展示室
(写真4枚目)ナム・ジュン・パイク常設展示室
(写真5枚目)李禹煥常設展示室

  • ショップ・スポット名
    カスヤの森現代美術館
  • 住所
    神奈川県横須賀市平作7-12-13
  • 電話
    046-852-3030
  • 営業時間
    10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)/【休館日】毎週月・火・水曜日 ※展示替え期間、および年末年始
  • クレジットカード
    不可
  • 駐車場
    有(10台ほどの無料駐車場がございます)
  • 平均利用額
    【入館料】一般¥600、学生¥500、小学生¥300
  • URL

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