
ディープカルチャーストリート「横浜橋通商店街」へGO! (前編)
- 開催日:イベント終了
Yokohama Deep Culture Street
のぞいてみたい、あるいてみたい「道」がある。
ディープ・カルチャー・ストリート
ウワサに聞いてずっと行ってみたかった場所へ。
「横浜って面白い!」そんな発見がここにはきっとあるはず。
LET’S GO 横浜橋通商店街!! (前編)
市営地下鉄「阪東橋駅」、または「横浜橋」「三吉橋」各バス停から徒歩2分。
目の前に長〜いアーケード付き商店街が出現! 今流行りの某ショッピングモールとは違う、昭和の雰囲気がドバーッとあふれ出ている感じにワクワクせずにはいられません。“ハマの三大商店街”のひとつ「横浜橋通商店街」を歩いてみました!
全長約350メートルのアーケードが続きます。取材日はあいにくの雨でしたが、屋根付きなのでお天気関係なくお客さんがいっぱい!


商店街に入ってすぐ、「延明」さんでいきなり店頭の煮玉子にそそられます。長時間煮込んであるんだろうなぁ〜見ただけで出汁がしっかり染み込んでいるのがわかります。
そのお隣には、キムチやチャンジャなどが種類豊富に並ぶ「福美高麗人参産業」さん。

この商店街はキムチ屋さんが多いことでも有名。全て自家製で、お店ごとに味比べするのも楽しそうです。
ちゃっかりキムチを試食させていただきました♪酸っぱ過ぎず、味わい深くておいしい〜。白飯ください!!(笑)
まずは腹ごしらえ、ということでカメラマンさんと一緒に入ったのは蕎麦処「安楽」さん。

私はその名もズバリ「よこはまばしそば」をいただきま〜す!! とろ〜っとしたあんかけそばの上に、サクサクの野菜かき揚げがのっています。三つ葉の香りがアクセントになってこれまたおいしい!!
ちなみにカメラマンさんは、こちらを。
お昼のサービス丼、エビ、キス、野菜の天ぷらが盛られた「天丼」(お味噌汁・お新香付)です。
実は、こちら「安楽」さんはあの笑点でもおなじみの桂歌丸師匠も出前でよく利用されるお店。歌丸師匠は横浜にお住まいなんですね。
ということで、笑点メンバーのサイン!
そしてこちらは、関係者だけに配られた笑点50周年の記念品。歌丸師匠宅に出前に行った際にいただいたそう。レアものです!!
「安楽」のご主人、石塚安太郎さんは、元こちらの商店街組合の会長を務めてらした方。商店街の魅力をお聞きすると……「ここは“冷蔵庫のいらない商店街”と言われててね。いつでもふらっと足りないものを買いに行ける、そんな気軽さ、親しみやすさが魅力なんです」と教えてくださいました。お会計を済ませた後、取材に向かう私たちに「なにか困ったことがあったら私に言ってくださいね。お店との間に入ってあげるから」と。人情味あふれるお心遣い、本当にありがとうございました!!
こちらは、「角丸青果」さん。ここで野菜を買って、家で作った料理を「これ食べて」と持ってきてくれるご近所のお客さんも多いとか。さすが“冷蔵庫のいらない商店街”ですね!!
商店街に入った瞬間から、アーケード内に響き渡る威勢のいい大きな声。その声の主が、この方でした。
「津谷川水産」の社長さん。一言ください〜とお願いしたのですが、「俺じゃなくて、あちらの可愛い女性に!!」と頑なに拒絶され……なんとか写真撮影だけOKをもらった一枚がコチラ(笑)。

「津谷川水産」さんには、とれたてピチピチの鮮魚がずらりと並びます。「いらっしゃい! 今日はアジがおすすめですよ! この商店街にいらっしゃるお客さんはみんなあったかくて、お母さん、お父さんたちとのおしゃべりも楽しみながら働かせていただいてます! 」この店で働いて2年という紅一点の福田さんの笑顔が最高です!
しばらく進むと今度は道の反対側に揚げ物がズラリ!


創業80年の惣菜店「栃木屋」さんです。人気のコロッケもメンチカツも、マカロニサラダも全てお父さんの手作りです!! 今夜の夕飯のおかずに、いかがですか〜?
その並びにはパン屋さんもあります。昭和29年から続く「丸十ベーカリー」さん。人気店のようで、取材中もお客さんが絶えません。
この店の一番人気は、こちら。
1本売りの食パン! おみやげにいただきましたが、ふわっふわで甘みがあって、そのままでも、トーストにしても美味。本当におすすめです!! (追いかけてお土産にとパンをくださったお母さん、その節はありがとうございました!!)
電球が切れた! クーラーがつかない! 商店街にはこんな暮らしに役立つ電気屋さんもあります。
そのお向かいにお店を構えるのが「メンズショップ 江戸屋」さん。
昭和から約70年も続く紳士服屋さんです。そして、ご紹介したいのが、こちら江戸屋の2代目社長さん!!
この笑顔、素敵ですよね!! 快く撮影もさせていただき、やさしく楽しいお人柄がこの笑顔に出ていますよね。「いいものを安くご提供していきたい。多くの男性たちにおしゃれを楽しんでいただきたいですからね」と。おしゃれを楽しむ人を応援したいと語る社長さんもおしゃれさんでした!!
ここで「横浜橋通商店街」のアーケードはちょうど半分。次回後編もお楽しみに! の前に、「ちょっとお茶する?」と今来た道を戻って、どうしても外観から気になっていたこちらのお店の扉を開けることにしました。
「喫茶 ムー」さんです。中が見えない! でもなぜか惹かれちゃうんですよね、この雰囲気に…。思い切って扉を開けると……
昭和な雰囲気が漂う、どこか懐かしい雰囲気の店内。とても静かで、これぞ“昔ながらの喫茶店”という空間です。
お顔の写真撮影はNGだったのですが、お店を切り盛りするやさしいお母さんが丁寧にいれてくださったココア、とってもおいしくて、疲れが一瞬で吹き飛びました。ご馳走様でした。
……と今回はここまで。まだまだ素敵な出会いをカメラにおさめているので、次回のヨコハマディープカルチャーストリート「横浜橋通商店街」後編をお楽しみに〜♪