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眺望のよいワインバーで、シュワシュワのカクテルをいただく♪

眺望のよいワインバーで、シュワシュワのカクテルをいただく

オンナヒトリ
Bar
で美しい
一杯を

横浜のバーへ繰り出し美しい一杯との出会いを綴る、オンナお一人様で行くバー連載♡ 今回は、2016年夏にオープンしたばかりのワインバーにお邪魔してきました。


ヨットの帆をイメージした外観で、横浜のシンボルともいえる皆さんご存じの「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」。その最上階(31階)に2016年7月にオープンしたと聞いてずっと覗いてみたかったワインバー「WINE BAR 31st(ワインバー サーティーファースト)」へ。


扉を開けると、横浜みなとみらいの街が目の前に広がり、ゲストをお迎えしてくれます。眺望のよいラウンジを使用した空間は、お客様に目が行き届くほどよい広さ。ゆったりと席が設けられ、大きな窓から景色が楽しめるからか、入る前までの緊張感が不思議とやわらいで、リラックスして過ごすことができます。


仲間数人と利用できる大きめのソファ席や、カジュアルな雰囲気の椅子席も。


こんな贅沢な席も♡ 夕方のマジックアワーから夜にかけては確実に“特等席”になってしまうので、デートなどで利用する際は早めに行くのがおすすめかも。

この連載では初めてのワインバー。今回は、カシスリキュールをシャンパンで割った「キールロワイヤル」をいただきながら、ソムリエ歴7年という上間亮介さんにお話しを伺いました。


個人的な話ですけど、シュワシュワの泡が大好き! シャンパンやスパークリングワインをオーダーするたび「泡の数だけ幸せになれるからね! 」なんてトレンディーな言葉を掛け合い、乾杯を重ねてまいりました(笑)。・・・ということで今回キールロワイヤルをお願いしたのですが、こんなホテルの贅沢な空間で味わえるのですから、やってくる幸せも倍増なはず!!

話は戻りまして、上間さんにこのワインバーはどんな風に利用するのがおすすめなのか伺ってみました。やはりホテルの、しかも最上階のワインバーと聞けば誰もが“敷居が高そう”と感じてしまいますよね。

「みなとみらいに観光やデート、ショッピングなどで訪れた方、みなとみらいでお仕事をされている方などに、ワインを気軽に楽しんでいただく、そんな場をご提供したい」と。その思いはお値段にも表れていて、なんとホテルの、この贅沢な空間でありながら、グラスワイン(白・赤)1杯が¥1,000〜(税・サービス料込)でいただけてしまうんです!! もちろんそれ以上のお値段のものもありますが、ソムリエが自信をもってセレクトしたワインですから、まずは気軽な1杯からのスタートでOK!


こちらがワインのメニュー。白ワイン、赤ワインともに¥1,000〜ですよ! これはうれしい〜。


きちんとワインを楽しんでみたいなと思ったら、ソムリエにご相談を! 「赤がいい、白がいい、だけでもいいんです。フルーティーな感じが好きかも、というだけでも。どんなことでも構わないので、お客様との会話でお好みのヒントをいただけたら、おすすめのワインをご案内いたします。」と上間さん。もともとレストランでソムリエをされていたそうで、「魚料理には白、肉料理には赤という定説がありますけれど、例えば『魚料理に合う赤ワインはありますか?』などとお客様からお題を与えらえると燃えてしまうタイプなんです(笑)」・・・ということなので、とにかく自分の好みやリクエストをはっきり伝えてソムリエの腕にお任せしてみましょう!


続いていただいたのは、グラスの白ワイン。(取材日は10月中旬。お天気でオープン時間になってもまだ外は明るかったのですが、本当にガチ飲みしてます! 笑) 白ワインは基本冷えたものをいただきますが、冷やすといっても7〜8℃ぐらいがベストなのだとか。それ以上に冷やしてしまうと味も、香りもなくなってしまうということです。キンキンに冷やせばいいと思っていましたが、これからは自宅で飲む際にも温度には気を配ろう〜と思いました。「ソムリエはサービスマンだと思っています。とにかくお客様にこの店でワインを味わい満足して帰っていただきたい。そのためには柔軟な接客が大切だと思っています。ワインの温度管理はソムリエの腕の見せ所です。でもお客様の中には、通常は冷やさずにご提供するワインを『冷やしてほしい』とリクエストされる方もいらっしゃいます。その際はもちろんお応えするようにしています。オーダーいただたいたワインはお客様のもの・・・ですからお客様の自由に味わっていただけたらそれが一番です」

「ワイン初心者の方にも気軽にお越しいただきたい」と語る上間さん。「このワインバーでいろいろ飲み比べをしていただいて、ワインの魅力に触れていただけたらソムリエ冥利に尽きますね」ワインのほかにも、ブランデーやフランス産の薬草のリキュール“パスティス”などもそろい、お酒と一緒にチーズやナッツ、パテドカンパーニュ、サラミなどのフードも味わえます。さらにエレベーターホールを挟んでお向かいにある中国料理「驊騮(カリュウ)」のシェフが作るオリジナルのアペタイザーがオーダーできるのも魅力です。

待ち合わせや仕事帰りにふらっと足を運んでも、みなとみらいで食事をする前後に立ち寄って食前酒・食後酒としてワインを楽しむのもいいですね! ソムリエの上間さん、素敵な空間でゆっくりとお話を聞かせてくださりありがとうございました&ご馳走様でした。

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