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【川崎大師】一年中参拝客が絶えない厄除の神様

【川崎大師】一年中参拝客が絶えない厄除の神様

『東海道 大師河原』 歌川広重(二代)
*画像提供:神奈川県立歴史博物館

もろもろの災厄を消除する厄除け大師として、古くから庶民の信仰を集めていた川崎大師。信仰と行楽をかねた大師参詣は江戸時代初期から盛んだったようですが、1813年に江戸時代の11代将軍・徳川家斉が公式参拝して以来、将軍家の帰依を受け、一層広く信仰されるようになりました。
この絵は川崎大師を詣でる大名行列を描いたものですが、実際には、1863(文久3)年にあった14代将軍徳川家茂の最初の上洛の様子を暗示しています。

こちらが現在の川崎大師。正式名称は「金剛山 金乗院 平間寺」といい、初詣の参拝者数は日本でもトップクラスの人気を誇っています。

大山門正面には、縁起物や土産物を商う「仲見世」と呼ばれる商店街が約150mに渡って続いています。入り口付近にある飴の専門店をはじめ、だるまを模ったせんべい、名物の久寿餅などが有名で、年間を通じて多くの参拝客で賑わっています。

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