
「新高島駅」構内地下1Fのアート空間「 BankART(バンカート) Station」
- 開催日:イベント終了
アートな空間に潜入!
YOKOHAMA ART SPOT FILE
横浜市の文化芸術創造発信拠点
BankART Station
横浜みなとみらい線「新高島駅」構内地下1Fにあった約1,000平方メートルの倉庫が、現代アートの展示やアーティスト・クリエイターの創作活動の拠点として整備され、2019年2月にオープン。
展覧会、パフォーマンス、スクールなどを行い、隣接する通路の一角、コンクリート打ち放しの大きな空間では、現代アートの展示や映像作品の紹介も。
今後の活動が期待されているアートスペースです。

場所は、横浜みなとみらい線「新高島駅」改札を出てエスカレーターを1つ上り、地上出口までの途中。

こちらからも。
横浜みなとみらい線「新高島駅」地上階入口から階段を下りてすぐ

元は、地上階を開発するため、地上階との連結のためのバイパスとして用意していた空間。
諸事情の理由で使用されなくなり、コンクリート打ち放のがらんとした大きな空間になっていた場所を、横浜市より提供を受け、アートスペースとして利用。
「BankART Station」の上では、大手企業の巨大ビルの建設が進んでいます。


とても気になった作品

地下通路の巨大な壁面も現代アートの展示や映像作品の投影などアートスペースとして利用

展覧会、パフォーマンス、スクールなどを行うスペース

施設には、駅なので誰でも入れ、通路の通り抜けもできるので、身近にアートに触れられますね♪
アート初めてさんでも気軽に、身近にアートに触れられるのも魅力的!
【「BankART」について】
「BankART」という名前について。「Bank(銀行)」?「ART(芸術)」?と思った方も多いと思います。
施設を運営する「BankART1929」は、横浜市が推進する創造都市構想のイニシアティブプロジェクト。
15年前の2004年、馬車道の元銀行(旧第一銀行横浜支店(現・YCCヨコハマ創造都市センター)や旧富士銀行の建物を活用したことから「BankART」と命名。
歴史ある建物を利用したため移転が続き、最も長く使った拠点が、1953年に建てられた日本郵船の元倉庫をリノベーションした広大な空間(赤レンガ倉庫を対岸に臨む複合文化施設)。2008年には横浜トリエンナーレの会場にもなりました。
その後、施設の老朽化などにより、2018年3月で閉鎖。
「BankART Station」は、「BankART Studio NYK」をリレーする施設として、2019年2月に誕生。
現在は、みなとみらい線を軸に4つの施設、「BankART Station(新高島駅)」・「BankART SILK(日本大通り駅」・シルクセンタービル1F」)」・「BankART Home(馬車道駅)/アート・建築系カフェショップ」・「R16 Studio(新高島駅)/東急東横線廃線跡の高架下」の中核となっています。
施設の一つ「BankART SILK」をご紹介!

シルクセンタービル1F
ガラス張りで、施設内の展示がよく見えます!
歩きながらのアートとの遭遇は、気分がよくなりますよね♪

取材時は、美術作家・藤本 涼さんの作品展が開催(現在は終了)

広くゆったりとした空間で、アートを鑑賞
こちらの施設もぜひチェックしてみてくださいね!
元は、倉庫として利用されていた空間を利用した「BankART Station」。
そして現在、地上には大手企業の巨大ビル。地下ではアート。
そのギャップも楽しみながら、気軽にアートに触れてみてはいかがでしょうか?