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ポーラ美術館収蔵の香水瓶、芸術家たちが手がけた作品とともに
その他 美術・写真
2019.12.14

ポーラ美術館収蔵の香水瓶、芸術家たちが手がけた作品とともに

ポーラ美術館 開催期間:2019.12.15〜2020.04.05
1日後に終了

「企画展「シュルレアリスムと絵画」 関連企画 モードとアートの香水瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール」

 

(TOP画像)スキャパレッリ《ショッキング》バカラ社製 1937年 ポーラ美術館蔵

 

フランスでは、ファッションデザイナーのポール・ポワレが1908年に創設した香水ブランド「ロジーヌ香水」を発端にオートクチュールメゾンが香水を販売しはじめ、1920年代には各メゾンの世界観を演出するために香りが重要な役割を担うようになりました。多くのメゾンが香りはもちろん、ボトルの形にも工夫を凝らし、時にはルネ・ラリックやシュルレアリストなど同時代の芸術家たちもその造形に携わります。

本展では、ポーラ美術館収蔵の、メゾンの世界観を表現した香水瓶から、芸術家たちが手がけた作品を中心にご紹介します。ラウル・デュフィとテキスタイルのデザインなどでコラボレーションしたポワレを起点とし、ダリをはじめとするシュルレアリスムのメンバーと親交を持ち、彼らの前衛的な表現をとり入れたエルザ・スキャパレッリ、そしてボトルデザインが定番として発表当時から現代まで続いているクリスチャン・ディオール等の香水瓶を展示します。ファッションの新たな表現媒体として発展した香水瓶とアートの出あいをひもときます。

 

《展示構成》
第1章 オートクチュールメゾンによる香水のはじまりと発展
19世紀後半まで香水は、専門の香水メゾンによって販売されるものでした。しかし20世紀に入ると、オートクチュールメゾンがその世界観を表現する方法として香水を発表するようになります。本章では、現代でも人々を魅了しているオートクチュールメゾンによる香水の歴史のはじまりと発展をひもときます。また、ポワレを通してファッションとも関わりの深かったデュフィの作品もあわせてご紹介します。

第2章 20世紀における香水メゾンの戦略
19世紀まで上流階級の楽しみだった香水は、19世紀末に開発された合成香料により価格が抑えられ、香りの種類も豊富になったことで幅広く普及します。またボトルの素材も陶器からガラス製のものが一般的になり、技法を凝らしたボトルが制作されるようになりました。本章ではゲランなどの老舗香水メゾンや、20世紀に登場したコティなど新興化粧品メーカーの香水瓶を展示し、より多くの人の手に渡ることを意図した香水メゾンの戦略をご紹介します。

第3章 モードとシュルレアリスムの出会い
文学から始まったシュルレアリスムの表現は、やがてモードの世界にも取り入れられます。中でもファッションデザイナーのエルザ・スキャパレッリはサルバドール・ダリやレオノール・フィニらシュルレアリストとのファッションや香水瓶のデザインの協働で話題を集めました。本章ではシュルレアリスムと最も接近したデザイナーであるスキャパレッリの世界観を、香水瓶や商品カタログから見ていきます。

第4章 戦後から現代へ続く香水瓶
第二次世界大戦後、パリのモード界に勢いと輝きをもたらしたのが、クリスチャン・ディオールによる華やかなコレクションでした。花を愛したディオールによる香水は、発表当時から現代までほぼ同じ形の香水瓶で販売されています。本章ではディオールに代表される戦後の香水瓶をご紹介するとともに、20世紀に発表され、現代でも変わらない形で親しまれている香水瓶をご紹介します。

 

企画展「シュルレアリスムと絵画」 関連企画
モードとアートの香水瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール
[日時]12月15日(日)~2020年4月5日(日)9:00〜17:00(最終入館は16:30)
※会期中無休。
[会場]ポーラ美術館 展示室4
[料金]大人¥1,800、シニア割引(65歳以上)¥1,600、大学・高校生¥1,300、中学生以下無料
[主催]公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
[問合せ]0460-84-2111

 

 

  • 地域
    箱根エリア
  • ポーラ美術館
  • ポーラ美術館
  • ポーラ美術館

ポーラ美術館は「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。箱根の自然と景観に配慮した建物は、高さを地上8mにおさえ、建物の多くを地下に置き、森に溶け込むような形にしています。また、富士箱根伊豆国立公園内という豊かな自然をより楽しんでいただくため、2013年7月に遊歩道をグランドオープンしました。ブナ・ヒメシャラが群生する森で、美術作品とあわせて自然散策もお楽しみ頂けます。

 

モネ、ルノワールなど印象派を中心とした西洋絵画のコレクションは日本最大級。箱根という観光地にありながら、本格的な美術作品をゆったりと鑑賞していただけます。こだわりのひとつとして、展示室の照明は、印象派の作品が美しく鑑賞できるよう「7月のパリの夕暮れ」に設定しています。ほかにも、毎回の企画展テーマにあわせてオリジナルグッズやレストランのコースメニューを刷新するなど、展覧会や季節ごとに訪れても飽きずに楽しんでいただけます。光あふれる建築空間で、豊富なコレクションや、現代で第一線で活躍するアーティストの作品にふれるひとときをお過ごしください。

  • 住所
    神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
  • 電話
    0460-84-2111
  • 営業時間
    【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)、年中無休(展示替えのため臨時休業あり)
  • クレジットカード
    可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners、銀聯)
  • 駐車場
  • 平均利用額
    【入館料】大人¥1,800、大・高生¥1,300、中学生以下:無料 ※利用料など詳細は公式HPよりご確認ください。
  • URL

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