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写真 美術・写真
2019.12.16

縄文土器の“かけら”ד新聞”が語りかけてくるものとは

横浜市民ギャラリーあざみ野 開催期間:2020.01.25〜2020.02.23
29日後に終了

「あざみ野フォト・アニュアル 田附勝 KAKERA きこえてこなかった、私たちの声展」

 

(TOP画像)あけましておめでとう 技術の日産 1964年(昭和39年)1月1日 朝日新聞(撮影:2018年11月26日 奈良県奈良市)

 

現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」2019年度の企画展は、2012年に写真集『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞した注目の写真家、田附勝の個展を開催します。

この展覧会では、2006年から縄文以来のシャーマニズムが息づく東北の風土やこの地に暮らす人々の生活や文化を撮り続けてきた田附が、2012年から撮影を始めた「KAKERA」シリーズを紹介します。同シリーズは、新潟県津南町を皮切りに各地の博物館の収蔵庫や発掘現場で保管されていた膨大な資料である縄文土器のかけらを、箱のなかで中敷きや梱包として使用されていた新聞と共に、保管状態そのままに撮影したものです。言語以前の文様が施された土器のかけらを前に、「何も語らないピースが現代に生きる自分たちに語るものがあり、歴史・過去が炙り出される」と田附は言います。縄文時代の土器のかけらと、時々刻々に変転する社会の趨勢を伝える新聞との組み合わせは、見る者にあたかも考古遺物と歴史の邂逅を目撃するかのような経験をもたらすのではないでしょうか。

本展は、声なきものや名付け得ぬものとの対話から、その歴史や手の痕跡、失われた時間までをも捉える、田附のこれまでの写真にも通底する視座を見てとることができる、またとない機会となります。

 


今も耐えている 沖縄 1966年(昭和44年)11月16日 読売新聞/撮影:2016年3月15日 東京都杉並区

 


凶手に倒れたケネディ大統領 1963年(昭和38年)11月23日 朝日新聞/撮影:2018年11月27日 奈良県奈良市

 


皇太子さまご結婚式 1959年(昭和34年)1月16日 東京新聞/撮影:2018年7月30日 東京都渋谷区

 

 

あざみ野フォト・アニュアル 田附勝
KAKERA きこえてこなかった、私たちの声展
[日時]2020年1月25日(土)〜2月23日(日)10:00〜18:00
[会場]横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1
[休館日]2020年1月27日(月)
[料金]無料
[主催]横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
[問合せ]045-910-5656(横浜市民ギャラリーあざみ野)

 

 

  • 地域
    横浜市(ベイエリアを除く)

    横浜市民ギャラリーあざみ野はジャンルを超えた「創造性溢れる表現活動」を幅広く育み、創造性を介して人と人とが交流することのできる、市民と創造活動の出会いの場をつくることを目的としています。

    展示室やアトリエを管理運営し市民利用の場として提供するほか、年に4回の自主企画展や、子どもや市民向けのアトリエ講座、コンサートなども企画実施しています。

    • 住所
      神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
    • 営業時間
      休館日:毎月第4月曜日、年末年始、施設点検日

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