新型コロナウイルス 新型コロナウイルス感染症に関連する、文化イベント情報 最新情報はこちら

コンテンツにスキップ
アートな空間で優雅なティータイム【箱根ラリック美術館】

アートな空間で優雅なティータイム【箱根ラリック美術館】

アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代を駆け抜け、美しい宝飾とガラス工芸作品を残したルネ・ラリック。その生涯をたどれる美術館は、作家がこよなく愛した自然に包まれ、四季折々の表情が楽しめるガーデンの中にあります。

小川が流れるガーデンは入場無料。カフェ・レストランやミュージアムショップなども利用できるので、爽やかな風に吹かれながら散策すると、それだけで優美な気分が味わえます。

常設展では、1500点のコレクションの中から約230点をセレクトして紹介しています。ジュエリー、様々なジャンルのガラス作品、室内装飾、オリエント急行の内装まで。幅広い分野で才能を開花させたラリックの作品は、時代を超えて輝き続けています。
企画展も年に数回実施されるので、何度訪れても新鮮な出会いがありそうです。

*ペンダントヘッド/ブローチ「冬景色」

ミュージアムでは、モダン・ジュエリーの先駆けとなり、19世紀末に頂点を極めたラリックの傑作を展示。その後、香水瓶をきっかけにガラス工芸作家へと転身してゆく流れを、作品とともに見ることができます。

こちらはラリックが内装を手がけたオリエント急行のサロンカー。ラリックがこの列車の室内装飾を制作したのは、1928年、68歳の時でした。車窓からの自然光や室内ランプなど昼夜の光を巧みにあやつり、空間に無限の広がりを与えています。
この車両は2001年まで現役で活躍し、箱根ラリック美術館へやってきました。

ぜひ体験したいのが、このサロンカーで味わうティータイム。きらめくラリックの作品に囲まれて、優雅でアートな時間をお楽しみください。
・開催時間:初回10時〜 最終回16時〜(各回40分)
・定員:各回20名 *当日現地にて受付
・料金:2,200円(ティーセット付き)

《箱根ラリック美術館》
[開館時間]9:00〜17:00(入館は16:30まで)
[休館日]無休(展示替のため臨時休館あり)
[入館料]大人1,500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上)1,300円、中学生・小学生800円

関連記事