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くによし組
演劇・ダンス

くによし組

団体コンセプト
人見知りでコミュニケーション下手な國吉が主宰する演劇チームです。『異常で、日常で、シュール』をコンセプトに、もの凄い老け顔の大学生の苦悩や、青い睾丸をもった青年の恋物語など、デリケートな問題をコメディ作品として上演しています。
生身の人間が目の前で物語を上演する「演劇」は、映画やドラマ、絵画にはない独自の喜びやエネルギーを得られる媒体だと思っています。人間関係や将来に悩みながら生きている人に寄り添うことができる作品を作り、劇場で演劇を観る行為が、そんな悩みながら生きる人たちの「日常」になる未来を目指しています。

上演作品『無口なストーン』

今回のテーマ
「何も言わない」ことと「あなたは何も言えない」と決めつけられること、私にはどちらも同じように感じてしまいます。この作品は、石の気持ちを考えるイシ君を中心に、言葉をもたない人、発言することができない人たちを描くお話です。1億総ライター時代と言われる今、「言わないということは、何も思っていないということ」と、切り捨てられてしまうことへの戸惑いと怒りを込めた作品にしたいと思っています。

くによし組
2015年結成。國吉咲貴(主宰・作・演出・役者)、永井一信(役者)を中心に年間4〜5本の新作を発表。佐藤佐吉賞最優秀作品賞、優秀脚本賞、優秀主演女優賞、優秀助演女優賞、若手演出家コンクール優秀賞など受賞。
https://kuniyoshigumi.jimdofree.com/