
(TOP画像)《カロタセグ地方ハンガリー人エプロン》(部分)20 世紀半ば、個人蔵
手で一針一針、縫い進めていく「刺繍」。糸や布などから生まれる多彩な表情に加え、制作に注ぎ込まれた時間や、作り手の身体性までもが一体となった濃密な表現技法です。
本展は、この刺繍に注目し、その魅力を幅広い分野の作品約230点を通してご紹介するものです。中・東欧の民俗衣装、イヌイットの壁掛け、現代の絵本原画やイラスト、絵画、フランスのオートクチュール刺繍など、さまざまな分野を横断しながら、時代や地域を越えて、今なお私たちの心を捉える刺繍の魅力を探ります。

《エプロン》スロヴァキア民俗芸術制作センター蔵
サラ・イヌクパック《ダッフル製壁掛け〈お魚の話をするイヌイット〉》北海道立北方民族博物館

エヴァ・ブラーズドヴァー(刺繍)/パヴェル・ブラーズダ(原案)《城》1957-58年、個人蔵

メゾン・ヴェルモン《刺繍サンプル》2004年、メゾン・ヴェルモン蔵
「糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと。」展
[会期]4月24日(土)~6月27日(日)10:00~18:00
休館日:5月10日(月)、6月7日(月)
[会場]横須賀美術館
[観覧料]一般 ¥1100、高大・65 歳以上 ¥900、中学生以下無料
*高校生(市内在住・または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1 名様は無料
[主催]横須賀美術館
[後援]スロヴァキア共和国大使館、在日ルーマニア大使館、カナダ大使館
[協力]スロヴァキア民俗芸術制作センター、北海道立北方民族博物館
[問い合わせ]046-845-1211(横須賀美術館/10:00~18:00)
[URL]https://www.yokosuka-moa.jp/
開催概要
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