
作品を創作するとき、美術、照明、音響、映像、衣裳などのデザイナーは、より良い上演を目指して、演出家の意図に沿い様々な提案をおこないプランを立案します。そして、そのプランをもとにして、さまざまな技術者が専門的なスキルを用い、それを実際にかたちにしていきます。そこでは、どのような技術が用いられ、どのような仕事がおこなわれているのでしょうか。
さまざまなデザイン、プランを具現化していく技術者に焦点を合わせ、「実現するちから」を学ぶ場として、舞台芸術を学んでいる方、舞台芸術に関わる若い方々、創作の過程を学びたい劇場管理者、制作者の皆さんに向けて、KAAT神奈川芸術劇場では舞台技術講座を開催しています。
今回は、舞台美術デザインを「実現するちから」として、さまざまな仕上げ、絵を描き、あるいは塗装し、あるいは本物と見まがう質感を創り出す『背景作業』を取り上げ、舞台美術家の名誉である伊藤熹朔賞を背景技術者として受賞した、美術工房 拓人の松本邦彦さんを講師に迎え開催いたします。
KAAT舞台技術講座 2023「実現するちから」を学ぶ〜舞台美術=背景編
[日程]2023年6月23日(金)
[時間]13:00〜17:00
[場所]KAAT(神奈川芸術劇場)大スタジオ
[内容]<第一部[背景の世界、絵の具を知ろう]>
背景の世界を、基本となる絵具を中心に講義を行います。
<第二部[背景の実際]>
数種類の下地に対しての「背景技術の実際」を行います。
[参加費]2,000円/定員30名(先着順・要事前申込)
[申込方法]こちら
[助成]文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 、独立行政法人日本芸術文化振興会
[ホームページ]こちら
[主催・お問い合わせ先]KAAT神奈川芸術劇場 舞台技術課 Mail:info@kaat.jp
開催概要
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場所 |
KAAT 神奈川芸術劇場 |