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能を知る会 鎌倉公演  「安達原・俊成忠度」
県民文化祭伝統芸能

能を知る会 鎌倉公演  「安達原・俊成忠度」

【字幕解説付き!(現代語訳&英訳)。初めて能楽に触れる方や外国人の方にも面白くお楽しみ頂ける公演です。】

能を知る会鎌倉公演、朝の部は、能の舞台設定として珍しい、東北地方を舞台にした名曲「安達原」を上演致します。観世流以外や歌舞伎、他のメディア作品等では「黒塚【くろづか/Kuroduka】」の名称で知られる謡曲です。
前半は野原にあるただ一軒のあばら屋での怪しげな女の糸を繰る様子が、後半は正体を現した鬼女と山伏の戦いが見所となっております。間狂言も「見てござる」で締めくくる、普段見られない面白い行動を取る間狂言となっており、見所充分です。
狂言は野村裕基師による、詐欺師が田舎者をだまそうと仏像の振りをする人気曲「仏師」を上演致します。

昼の部は、平忠度が自らの和歌の師である藤原俊成のもとに現れ、ふたりで語らうというあまり上演頻度の多くないが良く出来た曲であります「俊成忠度」を上演致します。俊成とそのもとに現れた忠度の和歌をきっかけとした語らい、忠度のたおやかな舞と、修羅の刻限となり修羅道の苦患を示す舞と、見所が色々とある名曲です。
狂言は野村裕基師による、二人の大名が一般人をいいように使おうとして反撃される、滑稽な名曲「二人大名」を上演予定となっております。

能には、場内3箇所に設置されているスクリーンに現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。

-あらすじ-
安達原【あだちがはら/Adachigahara】
紀伊国那智東光坊の阿闍梨【あじゃり】・祐慶【ゆうけい】一行(ワキ・ワキツレ・アイ)は旅の途中、人里もない陸奥の安達原で日が暮れてしまった為、唯一の家で宿を借りることにした。祐慶が宿を求めると、ひとりの老女(前シテ)が渋々と迎え入れる。家の中で老女は、祐慶の所望に応じて枠かせ輪【わくかせわ】という糸巻き車を持ち出し、糸を繰って見せる。やがて老女は、夜寒をしのぐための薪を取りに山へ行くと言い、さらに祐慶達に、寝室の中を覗かないようきつく戒めて出て行く。(中入)好奇心から戒めを破った祐慶の従者(アイ)は、寝室の中が死屍累々である事に驚き、祐慶に報告する。祐慶は噂に聞く安達原の鬼の住処だと気付き、急いで逃げ出す。勘づいた老女は鬼女(後シテ)の正体を現し、祐慶達を追いかける。鬼女は追い付くも、祐慶達の懸命な祈りにより弱り果て、夜嵐に紛れて消え行くのであった。

仏師【ぶっし/Busshi】
持仏堂を建立した田舎者が、そこに祀る仏像を彫ってもらおうと都で仏師を探していると、すっぱ(詐欺師)に声を掛けられる。すっぱは自分が仏師だと言い、仏像を翌日までに作ると約束する。しかし、仏を彫る事などできないすっぱは、仏像に化けて田舎者を騙すことにする。翌日、田舎者が仏像を受け取りに行くと…。

俊成忠度【しゅんぜいただのり/Shunzeitadanori】
一ノ谷の合戦にて、平家の武将・平忠度を討ち取った源氏方の岡部六彌太忠澄【おかべろくやたただずみ】(ワキ)は、忠度の亡骸から見つかった短冊を見つけた。忠澄は、生前忠度と親交のあった藤原俊成(ツレ)のもとに、短冊を持って訪れる。忠澄から手渡された短冊を見て、俊成は忠度の風雅な生き様を追憶し、冥福を祈る。
その夜、俊成の夢枕に忠度の亡霊(シテ)が現れる。忠度は、都落ちの際に俊成へ託した和歌が、『千載集【せんざいしゅ】』に入集したことを喜ぶも、朝敵故に“詠み人知らず”とされてしまった未練を伝える。俊成と語らうと、忠度は和歌の徳に感じ入る。俊成との再会を忠度は再度喜ぶも、別れの時となり名残を惜しむ。程なく、修羅の刻限となり忠度は修羅の苦患に苦しむ。しかしながら、忠度の歌に感じ入った梵天王の計らいにより、修羅の苦患を免れ、夜明けと共に消え去るのであった。

能を知る会 鎌倉公演  「安達原・俊成忠度」
[日程]2023年10月28日(土)
[時間]午前の部10:00開演/午後の部14:00開演
[場所]鎌倉能舞台
[出演]中森貫太、野村裕基、奥川恒治、他
[演目]10:00始め
    講演「能の鬼」中村 貫太
    狂言「仏師(ぶっし)」野村 裕基
    能 「安達原(あだちがはら)白頭」中森 貫太
    14:00始め
    講演「能の和歌」中森 貫太
    狂言「二人大名(ふたりだいみょう)」野村 裕基
    能 「俊成忠度(しゅんぜいただのり)」奥川 恒治
[料金]各6,380円
[チケット購入]こちら
[ホームページ]こちら
[お問い合わせ先]鎌倉能舞台 TEL:0467-22-5557/Mail:webmaster@nohbutai.com

開催概要

日程
場所

鎌倉能舞台

鎌倉能舞台
鎌倉能舞台は、日本の伝統芸能・能楽の公開・振興をもって文化の向上に寄与することを目的として、昭和45年(1970年)5月3日故・中森晶三が鎌倉市長谷に創設しました。(落成は昭和46年4月)現在は中森貫太が後継し中心となって動いております。定期公演「能を知る会」®を開催する他、能楽博物館として舞台・能面・能装束等を展示公開しています。展示会などの利用も可。2011年(平成23年)11月1日、神奈川県より公益財団法人の認定を受けました。   また、平成21年度より、館内に一般公開型の「能楽博物館」としてオープンいたしました。能舞台と能面・能装束の展示などをご覧になれます。

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