ヨコハマのディープカルチャーストリート「黄金町」へGO!
- 開催日:イベント終了
Yokohama Deep Culture Street
のぞいてみたい、あるいてみたい「道」がある。
ディープ・カルチャー・ストリート
ウワサに聞いてずっと行ってみたかった場所へ。
「横浜って面白い!」そんな発見がここにはきっとあるはず。
LET’S GO 黄金町!!
横浜駅より京急線に乗って「黄金町駅」または「日ノ出町駅」から歩いてすぐ。
この大岡川に沿って京急線が走っています。その高架下&川沿いを歩いてきました!
大岡川は、桜のプロムナードとしても有名。(毎年4月初旬には大岡川桜まつりが開催されます)

お天気のいい一日。のんびりしたこの街には、野良猫もたくさん。ベスポジキープして、日向ぼっこ中〜。あったかくて気持ちいいにゃ〜。



突然、線路沿いを歩いていると旅荘が現れたりする。

この通りには、アーティストたちのアトリエも並びます。作品制作中のアトリエを外から撮影させていただきました。こうやって制作現場が覗けるのもこの通りの魅力♪
ライヤー・ベン《SUGAR CANE LADY PROJECT》
歩いていると、建物の壁面を利用したカラフルなパブリックアートが出現!ベトナムのアーティストによる、自国のサトウキビジュース屋台に描かれる女性のイラストを模した作品です。中央には黄金町の頭文字が!
さらに歩いていると、またまた大きな壁画を発見。
《ライヤー・ベン×京急キッズランド保育園4・5歳児壁画》2014

高架下を生かした建築で知られる、その名も「高架下スタジオ Site-Aギャラリー」。このギャラリーについては、こちらで詳しくご紹介しています。
こちらは、2016年11月、黄金町高架下スタジオのSite-Bにオープンしたビストロ「CAFE & DINING GOLD TOWN」。時折ガタンゴトンと頭上に電車が走る音を聴きながら、仲間たちとワイワイおいしいひとときを過ごすのも楽しい!

古材を利用した作られたこだわりのインテリアにも注目! おしゃれで居心地のよい空間です。
[営業]12:00〜23:30、月休
[TEL]045-294-9115
「貸切もできるのでパーティやイベントなどにもぜひご利用ください!」カウンターでお酒も作ってくれる店長の金子良太さん。



おつまみにぴったりのメニュー。ビールがすすみそう!

黄金スタジオの前で休憩中のわんこと、つかの間のふれあいタイムも♡ 大好きなおじいちゃんとお散歩、ここで必ず休憩するのだとか。出会えてよかった!
黄金町駅前に出たので、ぐるりとUターンして今度は大岡川沿いを歩いてみました。




「徐々に無くなりつつある昔の街並みを残したくてね」と、大岡川沿いで水彩画を描くお父さんと出会いました。黄金町の歴史を振り返りつつ、今まで知らなかったいろんなお話を聞かせてくれました。愛情たっぷりの素敵な絵です!
〈ゴミステーション美化プロジェクト〉
ゴミの不法投棄対策として作られたイラストレーター、イクタケマコトと子どもたちのコラボアートも見〜っけ!
太田小学校放課後キッズクラブのこどもたちが描いた電車の壁画もカラフル!
黄金町交番の屋根の上に注目!“イセタカくん”という伊勢佐木警察署の公式キャラクターが見守ります。
久保萌菜《こがねいろのかけら》2016 Photo:Yasuyuki Kasagi
サーモメーター《するめちゃん〜黄金町探訪篇〜》2008

地域住民×建築家×NPOのアイデアで生まれたという、左右両方から使えるユニークなデザインの「かいだん広場」。イベントのない日は子どもたちの遊び場に。
こんなところに湧き水が!この「日ノ出湧水」は幕末・明治期から地域の生活用水として使用されていたそうです。毎年8月にはこの水を活用した打ち水イベントも実施されています。

湧水の向かい側には、ちいさながギャラリー。現代アートと陶磁器を中心とした作品を展示しているという「MZ arts」にもご挨拶してきました!
[営業]木〜土曜、第2日曜11:00〜17:00
[TEL]045-315-2121
心よく撮影を許可してくださったMZ artsクリエイティブ・ディレクターの仲原正治さん。ありがとうございました!
さらに進むと、かわいらしいカフェを発見!


作家さんなど女性4人で運営しているというカフェ。4人の福と服にかけて名前は「よんふくカフェ」と名付けられたそう。木〜日曜のみ営業(12:30〜17:00)、週替り定食と、コーヒー・紅茶などのこだわりドリンクがそろいます。隣の「ato-rieよんふく」では、日常着やバッグなどを製作・販売!
[営業]木〜日曜12:30〜17:00
※アトリエは金〜日曜のみオープン。


アート、デザイン、建築などの古本を販売する「黄金町アートブックバザール」。むっつり店主がはたきをパタパタ…なんてイメージとは真逆のオシャレさ!
[営業]火〜日曜11:00〜19:00
[TEL]045-261-9559
横浜日ノ出桟橋付近にある「長谷川伸の碑」。小説家・劇作家、長谷川伸(1884-19636年)の生誕の地が大岡川黄金町のたもとにあったと伝えられています。現在の碑は、横浜日ノ出桟橋のオープンとともに再設されました。
初めて訪れた黄金町。静かにゆっくりと時間が流れる中で、アートと人と(犬&猫と)食と自然と歴史が混ざり合う街。たくさんの出会いを通じて、心があたたかくなるひとときでした。天気のよい週末に、ぶらりと歩いてみてはいかがでしょう?