
港が見えるラウンジバーで、海と空の色をした一杯を
- 開催日:イベント終了
オンナヒトリ
Bar
で美しい
一杯を
横浜のバーへ繰り出し美しい一杯との出会いを綴る、オンナお一人様で行くバー連載♡ 今回は、カウンター席から横浜港や横浜赤レンガ倉庫などを眺めながら寛げる、ナビオス横浜のバーラウンジ「シーメンズクラブ」へ。
みなとみらい線「馬車道駅」4番出口から徒歩3分、JR「桜木町駅」から汽車道を通って徒歩10分。編集部からも徒歩約3分という好アクセスなバーへ、今回はまだ陽のある明るい時間帯に伺いました。

「シーメンズクラブ」があるナビオス横浜は、横浜国際船員センターとも呼ばれ、船員・海事関係者のためにつくられた宿泊施設です(一般の人も宿泊可能)。店名の由来も「シーメンズ」=「海の男たち」…ということで納得ですね。「シーメンズクラブ」の営業は14時から。ホテルのラウンジ感覚で、日差しが降りそそぐ中、お酒を飲みながらゆったり静かに時間を過ごせるのが魅力です。本格的なバーカウンターを備えながら、ソファ席やカラオケ付き個室、ビリヤード台までそろい、昼間から遊びを知った大人たちが集います。
大きな窓に向かって並ぶカウンター席。
広々とした店内にソファ席、ビリヤード台。

店内奥にある個室では、カラオケも楽しめます。


ということで、さっそくカウンター席に座らせていただき、バーテンダー歴20年という大野さんとご挨拶! 青空が広がる、とてもお天気のよい日だったので「今日の空のような爽やかな一杯を」とお願いしてみました。
作っていただいたのは、オリジナルカクテル「ブルーナビオス」。なんてきれいなブルーなんでしょう!!
ザ・カクテル、という感じのビジュアルにも大満足♡ ウォッカをベースに、ブルーキュラソー、ミントリキュール、レモンジュースを加えた、さっぱりとした口当たりの、まさに“爽やかな”味わいの一杯です。窓の外をぼんやり眺めながら青のグラスを傾けていると…「お客様がお座りになっているカウンター席ですが、目線が横浜赤レンガ倉庫と同じ高さになりますよね?高層ビルからではなく、海を近くに感じられるこの眺望のよさが魅力なんです」と大野さん。

確かに3階ということもあり、窓の外に見える景色がほぼ自分の目の高さにあって、離れてはいるものの、不思議と近くに感じられます。その隣には大型船が停まっている横浜港の様子も眺められ、「今、自分は、横浜の海のそばで飲んでいるんだなぁ」という旅人的な気分に浸れるのも素敵ですね。
「夕暮れ時のまさにマジックアワーが最高です。少しずつ変わっていく空の色を眺めながら、非日常の時間を味わっていただけたら。私は日々ここに立っていますが、ここから見える空の色は毎日違って飽きないです」。毎月第1・3火曜日・金曜日の14時〜21:00(入店19:00まで)は、お得な「レディースデー」(女性限定)も用意されているので、港の見えるバーラウンジで、日差しが降りそそぐ中、おいしく美しいカクテルをいただく贅沢を味わってみてはいかがですか?
ここで、2杯目をオーダー! 今度は、かわいらしいピンク色の一杯です。
同じくウォッカベースに、クランベリージュース、グレープフルーツジュースを加えた「シーブリーズ」。海の見えるバーで、女性が好きな人の隣に座って微笑みながら飲む一杯…そんなイメージ?(個人的な妄想入ってます…笑)桜が咲き誇るこれからの季節にもぴったりのカクテルですね。
そんなロマンティックなカクテルをいただきながら、大野さんから素敵なお話を伺いました。「このバーは海に近い場所ということもあり、窓の向こうに見える空がとにかく広いんです。季節によって変わりますが、こちらのお店に『月を見に来る』お客様もいらっしゃるほど。ベイブリッジ方面からのぼっていく月をこの窓から眺めながら、お気に入りのお酒を味わっていらっしゃいます」…なんて素敵な飲み方!! 月の光と対話しながら飲むなんて!! ちなみに、別日の夜にプロのカメラマンさんとお店に伺った際に撮影した夜のカウンター席からの眺めもお見せしちゃいます。(赤レンガ倉庫の後ろにベイブリッジも見えて…本当にきれいです!!)
最後に、バーでの過ごし方・飲み方ハウツーなどご紹介しているこの連載。「ついつい飲みすぎてしまうんです」…と自戒を込めて大野さんに相談してみたところアドバイスをいただきました。「『今日はカクテルを3杯だけ』と先に決めて飲むのもよいと思います。事前に私どもバーテンダーに伝えておいていただければ、その時の会話の雰囲気やお客様の酔い具合を見て心地よく飲んでいただける3杯をご用意いたしますので。また、『今日は疲れているので弱めで』など教えていただければ、いつもと同じようにおいしく味わっていただけるよう割合を考えつつ、やや弱めにアレンジした一杯をお出しすることもできます」…ふむふむ、まずは自己申告が必要なんですね、できるかなぁ〜と思っていたら
「自己申告がなくても(笑)、お客様とお話しさせていただいたり、カウンターの中からお飲みになっている様子を伺ったりしながら(トイレに立つ動きなどにもさりげなく目を配っているそう)『かなり酔われているな』と気づいたら、弱めのお酒をお出ししたりもできます。安心してバーテンダーに任せていただけたら」と大野さん。本当に助かります!!


自然光に包まれた明るい時間から、おいしく、目にも美しいカクテルをいただく幸せ♡ 今度は“月を見に”夜景のきれいな時間帯にもプライベートで伺いたいと思います。おいしいお酒と楽しいお話をありがとうございました! & ご馳走さまでした!!