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神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」。ミュージカル・音楽・演劇・映画など県内のアート情報を発信します。
2018
4月
27
川崎市岡本太郎美術館で、写真を通して太郎の眼差しを追体験!

(TOP画像)「登野城海岸/石垣島」1959年

 

川崎市岡本太郎美術館では、4月28日(土)から7月1日(日)まで、「岡本太郎の写真-採集と思考のはざまに」展を開催します。

岡本太郎は若い日に留学したパリで、画家としての方向を模索するかたわら、自分の行く道への裏づけを得たいという切実な思いから哲学や社会学に関心を持ちます。そして人間の生き方の根源を探るべく、パリ大学で民族学・文化人類学を学びました。パリでは、画家だけでなく写真家たちとも親しく交流し、ブラッサイやマン・レイに写真の手ほどきをうけ、引き伸ばし機を譲り受けたり、たわむれに展覧会にも出品しています。しかし、岡本が猛烈な勢いで写真を撮りはじめるのは、戦後、雑誌に寄稿した文章の挿図に、自分が見たものを伝える手段としてこのメディアを選んだ時からでした。

こどもたち、風土、祭りの熱狂、動物、石と木、坂道の多い街、屋根、境界。岡本がフィルムに写し取ったイメージは、取材した土地、旅先でとらえられたものです。見過ごしてしまうようなささいな瞬間の、しかし絶対的なイメージ。フィルムには、レンズを通してひたすらに見つめた、岡本太郎の眼の痕跡が残されています。旅の同行者である秘書・岡本敏子は「一つ一つ、いったい、いつこんなものを見ていたんだろう、とびっくりさせられるし、そのシャープな、動かしようのない絶対感にも息を呑む。一緒に歩いていても、 岡本太郎の眼が捉えていた世界を、私はまるで見ていないんだな、といつも思った。」*と述 べています。

本展では、岡本がフィルムに写しとったモチーフ、採集したイメージを軸に、岡本太郎の眼が見つめ捉えたものを検証することで、絵画や彫刻にも通底する彼の思考を探ります。 カメラのレンズが眼そのものとなったような、岡本太郎の眼差しを追体験してみてください。

*岡本敏子『岡本太郎に乾杯』新潮社、1997 年

 

岡本太郎の写真──採集と思考のはざまに
Photography by Okamoto Taro : For the sake of thought
[日時]4月28日(土)〜7月1日(日)9:30〜17:00(16:30最終入館)
[会場]川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
[休館日]月曜日(4月30日を除く)、5月1日(火)
[料金]一般¥800、高校・大学生・65歳以上¥600、中学生以下は無料
[TEL]044-900-9898(川崎市岡本太郎美術館)
※常設展もあわせてご覧いただけます。
[同時開催]常設展「太陽の塔 誕生 〜八面六臂(はちめんろっぴ)の岡本太郎」

 

関連イベントもCHECK!
レクチャーシリーズ「写真・採集・思考」
“岡本太郎の写真”をめぐって、本展会場構成の建築家・藤原撤平氏の企画・司会によるゲストとの連続講演です。
[日時]①5月12日・②5月19日・➂5月26日(全て土曜)各日14:00〜
[会場]美術館ガイダンスホール、企画展示室
[ゲスト]①柴崎友香(小説家)、②目(現代美術活動チーム)、➂下道基行(写真家)
[定員]各回70名程度(要予約・要観覧料)
[申込]電話受付中、先着順
※日時・内容が変更となることがあります。詳細はHPでご確認ください。

 

岡本太郎の写真から「てつがく」する
岡本太郎の写真から見えてくるものは何か、参加者とともに語り、話し合います。
[日時]6月24日(日)14:00〜16:00
[会場]企画展示室
[対象]中学生以上
[定員]15名(要予約・要観覧料)
[申込]電話受付 ※5月26日(土)10:00〜受付開始、先着順

  • 地域
    川崎市

川崎市岡本太郎美術館

20世紀の日本を代表する芸術家、岡本太郎が逝去した3年後の1999年に開館した市立美術館。岡本太郎より川崎市に寄贈された作品1779点が所蔵・展示されています。企画展、常設展をはじめ、美術館ツアーやワークショップなどさまざまなイベントも行われています。

岡本太郎美術館のシンボルタワーといえば、高さ30mの「母の塔」。「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作された原型をもとに、岡本太郎の意図を忠実に再現して製作されました。

  • ショップ・スポット名
    川崎市岡本太郎美術館
  • 住所
    川崎市多摩区枡形7-1-5
  • 電話
    044-900-9898
  • 営業時間
    9:30〜17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜日(月曜が祝日の場合は翌日 ※但し翌日が土日にあたる場合を除く)、年末年始、ほかに臨時休館あり
  • 駐車場
    無 ※お車をご利用の場合は、生田緑地駐車場(有料)をご利用ください。
  • 平均利用額
    【観覧料】期間、展覧会によって料金は異なります。詳しくは展覧会情報または美術館の公式サイトでご確認ください。

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