
多彩な表情をもつ都市、川崎。
川崎市市民ミュージアムは、「都市と人間」という基本テーマを掲げて1988年11月に開館した博物館と美術館の複合文化施設です。
川崎の成り立ちと歩みを考古・歴史・民俗などの豊富な資料で紹介する博物館。川崎ゆかりの作品のみならず、都市に集まる人々の刺激から生み出されたポスター・写真・漫画・映画・ビデオなど、近現代の表現を中心に紹介する美術館。こうした2つの側面から収集された多彩なコレクションと、独自性のある企画を館の特色として活動を続けています。当館では基本テーマに基づき、常設・企画展や映像の定期上映を始めとして、コンサートやパフォーマンス、講座やワークショップなど様々な事業を展開しています。さらに地域の皆様の文化活動に利用していただくために、ギャラリースペースや研修室など施設の貸出しも行っています。
テーマは「都市と人間」。写真、漫画、ポスター、映画、ビデオといったメディア芸術、そして、川崎の歴史民俗資料を展示している。年間を通じ幅広い分野での企画展を行っており、講演会やワークショップなどの関連イベントも開催している。また、映像ホールでは毎月テーマに沿った映画を上映(土・日のみ)。毎週日曜日にはミュージシャンに野外を開放、ストリートライブが楽しめる。
---ミュージアムの特色---
1988年、日本で初めて写真部門、漫画部門を持つ美術館博物館施設として誕生。開館以来、ポスター、写真、漫画といった生活に密着した身近な芸術をも取り扱うという、特色ある収集活動を行う。特に漫画部門は、江戸時代から現在までの日本漫画史を展望できるコレクション(約8万点)を有する。