
「大山のお不動さん」として親しまれ、関東三大不動の一つ、また関東三十六不動の一番札所になっています。天平勝宝7(755)年、奈良東大寺の別当良弁僧正の開創とされます。文永年間、願行上人によって鋳造された本尊鉄造の不動明王、二童子像は国の重要文化財に指定されています。徳川家光公は、宇都宮の吊天井の難を免れたのはこの不動明王の御加護だとし、深く帰依されたと言われ、春日局も訪れたことのある寺です。門前の鮮やかな紅葉は、多くの観光客の目を楽しませてくれます。
〈アクセス〉伊勢原駅北口4番のりば(大山ケーブル行)30分 終点下車 徒歩15分 ケーブルカー2分「大山寺」下車