
永い歳月を経て丘陵に刻まれた谷戸と呼ばれる小さな谷、その湧水を利用して営まれた谷戸田と人の暮らしを包む森、里山。里山は私たちの懐かしい原風景であり、また人の手で継続的に維持された自然環境の中に数多くの貴重な動植物を育んできました。県立四季の森公園は横浜市の市街地にありながらそうした豊かな里山の自然をそのままに残した公園です。早春の淡い雑木の芽吹きに始まり、眩しい夏から色づく秋へ、そして冬景色へと、四季折々の花や生き物、里山の風景を楽しむことができます。公園の面積は45.3ヘクタール、その広大な森の中に、水田、水車小屋、炭焼小屋など、里の暮らしを伝える施設や、丘陵の起伏を利用した噴水・花壇、展望台、ジャンボすべり台、野外ステ-ジ、遊具広場、じゃぶじゃぶ池などのレクリエ-ション施設が配置されています。
※テキスト、写真は公式サイトより転載しています。