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この神社は、今から約700年以前より元横浜村洲干島に鎮座していました清水弁天、洲干弁天を、元禄年間に分祀し、元町一丁目の増徳院(真言宗)仮殿にご神体を奉安していました。しかし明治維新の神佛混淆の禁止により増徳院から分離し、嚴島神社として元町一丁目十五番地に社殿を造営、元町の鎮守様となりました。
祭神は、市杵島姫命・多紀理姫命・多岐都姫命、木花開耶毘売命でいずれも女神であります。お社(やしろ)は関東大震災により焼失しましたが、御下賜材により仮殿を建設し、昭和初期には元町五丁目208番地の当地に遷座し再建されました。第二次世界大戦でまたもや灰燼に帰しましたが、昭和三十六年に氏子崇敬者の熱意により鉄筋コンクリートの社殿を建立し今日にいたっています。元町嚴島神社は、商売繁盛、合格祈願、縁結びの神様でもあり、元村以来の元町の発展興隆の守護神であります。境内には末社として金毘羅神社と当地の名主であった石川家から寄進された皇太神宮も併祀してあります。
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