演劇・ダンス
2018.03.17
KAAT神奈川芸術劇場×世田谷パブリックシアター 『バリーターク』
KAAT 神奈川芸術劇場
アイルランドの劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによる戯曲『バリーターク』を、白井晃演出により日本初演
共に“創造型公共劇場”として、数多くの話題作を企画・上演しているKAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアター。両者による初の共同制作作品『バリーターク』を、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督・白井晃の演出で上演します。
同時代の“鬼才”海外作家の作品を数多く演出してきた白井が今回あらたに挑むのは、アイルランド生まれの劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュの世界です。近年では、映画「ONCE ダブリンの街角で」舞台版でのトニー賞ミュージカル脚本賞受賞や、デヴィッド・ボウイの遺作のミュージカル『LAZARUS』の脚本執筆などでもさらにその名を広めました。『バリーターク』は、ウォルシュのユニークな才能がつめこまれた14年初演作です。
ある部屋で、日常的な営みを繰り返し、バリータークという村の話を語りつづける2人の男、そして、その2人の奇妙な生活に大きく関与する第3の男。これら3人の男を、草彅剛、松尾諭、小林勝也という個性溢れる俳優陣で上演します。
「僕にとっての演劇は、世界を鏡に映すだけでなく、ゴミ箱のふたをとって中を見ること」――と語るエンダ・ウォルシュ。白井晃×草彅剛×松尾諭×小林勝也による、これまで見たこともない演劇を、1秒たりとも見逃すことなく、体験してください。
ストーリー
広い部屋。
そこに2人の男がいる。
彼らは目覚まし時計の音で起き、
80’sの音楽を聞きながら、
部屋をかけまわって着替えて食べて踊ってフィットネスをして、
バリータークという村の話を語る。
ふたりはだれか。
どこにいるのか。
そして壁の向こうには何があるのか?
-
地域横浜ベイエリア(中区・西区)
-
開催期間:開始日2018.04.14
-
開催期間:終了日2018.05.06
-
住所神奈川県横浜市中区山下町281
-
出演草彅 剛 松尾 諭 小林勝也 佐野仁香/筧 礼(ダブルキャスト)
-
券種/料金全席指定・税込 ▼プレビュー公演 (4/14(土), 15(日)) 一般 6,000円(各種割引料金なし) ▼本公演 (4/16(月)~5/3(日)) 一般 7,000円 U24(24歳以下) 3,500円 高校生以下 1,000円 シルバー(満65歳以上) 6,500円
-
URL
-
主催【主催】 KAAT 神奈川芸術劇場/公益財団法人せたがや文化財団 【企画制作】KAAT 神奈川芸術劇場/世田谷パブリックシアター
関連記事
-
演劇・ダンス舘形比呂一のDanceable LIFE Vol.6自分とは違う世界が見えてくる「振付」という仕事 舘形比呂一(役者・ダンサー・振付家) いつからか、仕事として振付に携わることが増えてきました。朗読劇のステージン ・・・
-
音楽 演劇・ダンス0〜3歳児向け! ピアノ・紙芝居・人形劇をオンライン(無料)で楽しもう!認定NPO法人あっちこっちは、このたび、子育てで忙しいうえ、コロナ禍でさらに外出が困難になったパパ・ママと、0〜3歳のお子様に向けてコンサート・デビュー動画を制作・無料 ・・・
-
演劇・ダンス表現を追求するダンスワークショップを毎月開催象の鼻テラス本日開催世界の第一線で活躍してきたダンサー安藤洋子が、これまで舞踊人生で模索し培ってきた「対話する身体の技法」に基づき、表現を追求するワークショップ。 安藤洋子ダンスワークショップ [開催 ・・・
-
美術・写真 音楽陶芸も、音楽も、アウトドアも。アートは観るより自分で創る!藤野芸術の家行って、みて、感じるアートの世界 File.18 藤野芸術の家 井上みゆき(マグカル編集部) 神奈川県の北西端に位置する旧藤野町(現・相模原市緑区)は、太平 ・・・
COLUMN
アートな人たちの連載コラム
-
映像キネマ散歩 第1回横浜市若葉町「シネマ・ジャック&ベティ」シネマ・ジャック&ベティ映画館に行くのが好きだ。 配信サービスが充実した今の世の中、家でも十分に映画を楽しめる環境が整っている。 だけど、映画館で映画を見る経験は、やはり何にも替えられない良さがある。 ・・・
-
演劇・ダンス 講座・ワークショップ根源的でミニマルな表現を目指して若葉町ウォーフ行って、みて、感じるアートの世界 File.34「波止場のワークショップ2020」 井上みゆき(マグカル編集部) 横浜市若葉町で、劇作家 ・・・
-
伝統芸能【映像配信スタート!】『かながわ伝統文化こども歳時記』神奈川県立青少年センター行って、みて、感じるアートの世界 File.33「かながわ伝統文化こども歳時記」 井上みゆき(マグカル編集部) 伝統芸能や地域にゆかり ・・・
-
美術・写真アートを通して自分を俯瞰するKanagawaギャラリーさんぽ File.14 Gallery Pictor 山本詩野(ギャルリーワッツ) アートの持つ力、面白さにもっと触れてほしいと思 ・・・