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「マグカル・ドット・ネット」は、神奈川県内のアート・カルチャー情報を発信するサイトです。
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台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2014             許 喬彥/ Hsu Chiao-Yen  縛られて、漂う GO or STAY
美術・写真
2015.04.03

台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2014             許 喬彥/ Hsu Chiao-Yen  縛られて、漂う GO or STAY

BankART Studio NYK 1F/ Mini ギャラリー 

今回の横浜滞在は、自分自身の人生ではじめて海外でレジデンスする経験だった。また、一人旅も初めてのことだった。わたしは、期待に胸を膨らませ、日本の、横浜のBankART1929に到着した。近くの日本式アパートに落ち着き、日本人の日常生活を体験することがスタートした。
わたしは毎日住まいとバンカートとの間を歩いて行き来しながら、小さな店の入り口に、のぼり旗が立てられ、宣伝や看板になっているのを目にした。そんな店の一つに入って買い物すると、出るときにはいつもプラスチックバッグを手にしている。パンひとつ、ミネラルウォーター1本だというのに。そこで、毎日の生活で手にするプラスチックバッグを集めてみることが、わたしの楽しみになった。そこに、この場所の文化の細部を嗅ぎ取ることができた。私はあるとき近くの神社を訪れた。すると、そこにも無数の幟旗が風にはためいて、そこら中に立てられているではないか。旗には、献金をした人ひとりびとりの名前が記されている。この光景は、精神性のある儀式のようでもあり、またリアルな情報伝達が効率よく成される様のようでもある。思うに、幟は何より日常の情報伝達と告知機能を持っている。形象と文字が一体となって、たえず揺れながら近づき遠のく、情報の運び手である。しかしそこには、物質的消費だけでなく、崇高な精神性のある隠喩も潜んでいる。見方を変えれば、幟は、短く、また長い記憶をとどめているのだと思う。そこで、私は幟を創作の素材にすることにした。環境と融合したインスタレーション作品として、私が今回の滞在制作で得た、精神と生活における経験の一コマとしたい。
許 喬彥

台北国際芸術村 (Taipei Artist Village)とBankART1929は平成17年度から毎年アーティストを相互に派遣し、各施設で約90日間のレジデンス制作を行っています。10回目を迎えた平成26年度は、台北から許喬彥氏、横浜からサンドラムがそれぞれ参加しました。許氏は2015年1月24日から4月23日まで滞在し、今回の展示で成果発表を行います。

オープニングパーティ 4月10日[金] 18:30~

  • 地域
    横浜ベイエリア(中区・西区)
  • 開催期間:開始日
    2015.04.10
  • 開催期間:終了日
    2015.04.22
  • 時間
    11:00~19:00(最終日17:00まで)
  • 住所
    神奈川県横浜市中区海岸通3-9
  • 券種/料金
    入場無料
  • お問い合わせ
    BankART1929 TEL:045-663-2812 info@bankart1929.com
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