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「マグカル・ドット・ネット」は、神奈川県内のアート・カルチャー情報を発信するサイトです。
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加納光於 色身(ルゥーパ)――未だ視ぬ波頭よ2013
美術・写真
2013.09.09

加納光於 色身(ルゥーパ)――未だ視ぬ波頭よ2013

神奈川県立近代美術館 鎌倉 

加納光於(1933- ) は東京に生まれ、1960 年から鎌倉に居を構え、
80 歳を迎えた今日もなお以前にまして旺盛な制作を続けています。加納が版画家として登場した1950 年代は、敗戦の影響もあり経済的には困難でしたが、文化全体が活気に溢れた時代でした。そうしたなか、加納は目先の新しさや前衛性に与することなく、自身のめざす「孤絶している精神の晴朗さ」を手放さず、ひたすらに自らの鉱脈を探り続け、豊かなイメージを追求してきた特異な独行の作家です。
 1955 年、銅版画の作品集〈植物〉を自費出版し、翌年、詩人・批評家の瀧口修造の推薦によりタケミヤ画廊で発表。その幻想的な作風は当時から高く評価され、1960 年代にかけて隆盛をみせた国内外の版画展での受賞が相次ぐところとなりました。初期のモノクロームの銅版画は、その後、「版」を起点に、多様に変容してゆきます。1960 年代後半の亜鉛版によるメタル・ワークと多色版画の誕生、1970 年代からはリトグラフ、エンコスティック、カラー・インタリオなど次々と技法を広げ、さらにオブジェや本の装幀も手がけるなかで、1980 年前後からは油彩を本格的に開始します。     
 2000 年の愛知県美術館での大規模な回顧展以来、公立美術館での個展としては13 年ぶりとなる本展は、1950 年代の銅版画から最新作の油彩まで、半世紀以上にわたる加納の制作の精髄を紹介するものです。加納の多様な表現を通して、平面と立体、言葉と造形の間を往還してゆくその独創的なイメージの変容を確認するとともに、本展のタイトルに使われている言葉「色身(ルゥーパ)」という加納の制作の根幹に隠された色彩への問いが、わたしたちにとって未見の経験の鍵をひらくきっかけになることを願わずにいられません。

  • 地域
    湘南地域
  • 開催期間:開始日
    2013.09.14
  • 開催期間:終了日
    2013.12.01
  • 時間
    午前9 時30 分―午後5 時[入館は午後4 時30 分まで] ※月曜日[ただし9 月16 日、9 月23 日、10 月14 日、11 月4 日は開館]
  • 住所
    神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53
  • 券種/料金
    一般700 円(600 円)、20 歳未満と学生550 円(450 円)、65 歳以上350 円、高校生100 円 *( )内は20 名以上の団体料金です。 *中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。 *ファミリー・コミュニケーションの日:  毎月第1 日曜日(今回は10 月6 日、11 月3 日、12 月1 日)は、18 歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65 歳以上の方を除く)でご覧いただけます。 *無料開館日:  10 月11 日(金)「葉山館開館10 周年記念無料開館日」、11 月17 日(日)「神奈川県立近代美術館開館記念の日」は、神奈川県立近代美術館で開催中の3 つの展覧会を無料でご覧いただけます。
  • お問い合わせ
    神奈川県立近代美術館 鎌倉    〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53    tel. 0467-22-5000 / fax. 0467-23-2464
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