この「東海道かわさき宿交流館」は、地域の方々の長年の活動を踏まえ、東海道川崎宿の歴史、文化を学び、それを後世に伝え、地域活動・地域交流拠点となることをめざして整備した施設です。
川崎宿は、江戸時代に東海道53次のひとつとして栄えた宿場で、現在の川崎の街の原点となる重要な歴史的資源ですが、戦災により、多くの資料を焼失し、江戸時代の宿場の面影は、そのほとんどが失われてしまいました。
しかしながら、今ここに地元の方々をはじめとする関係者の皆様の多大なご協力により、川崎宿に残る記憶と記録を掘り起こし、さまざまな手法を凝らし、皆様に楽しみながら川崎宿を伝える施設として「東海道かわさき宿交流館」を設置しました。