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FMヨコハマ×マグカルドットネットコラボ企画

FMヨコハマ×マグカルドットネットコラボ企画

ちょうどいいラジオについて

ーー今月からスタートしたばかりの「ちょうどいいラジオ」はどんな番組ですか

子供にも大人にもちょうど良い、日本語の「いい加減」、「いい塩梅」であるという意味の「ちょうどいい」なんです。基本的にニュースを分かりやすく、重箱の隅を突つく様な、みんなの身近にある様なトピックスが主の情報番組ですね。テレビでは取り上げないような微笑ましいニュースの方が多いのかな。テレビでやっていることをラジオでやっても、画が無いからテレビに勝てない訳ですよ。こっちはラジオならではのやり取りっていうんですかね、専門家を呼んで解説してもらうっていうよりは、答えを出さずに僕とあなたで、みんなで考えていこうって、議論していければと思って。世の中に溢れるニュースを僕とあなたで、みんなで考えていこうと呼びかける、そんな番組です。

ーー光邦さんは時にびっくりするくらいストレートな発言をしますよね。そして常にリスナーに寄り添って語りかけてくるような印象があります

僕は東京下町育ちで、口が悪いんですよね。時には言葉で人を傷つけてしまう様な事があるから、いつも気を付けなきゃって思ってるんですが。僕は高尚な人間にはなりたくないから、僕なりの言葉で伝えていきたいと思ってます。くだらない、こんなバカがやってんだって。リスナーがこんなバカが頑張ってんだから頑張ろうって、励みに思ってもらえる立ち位置でいたいなあって。

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予定を1つずつ書き出しながらインタビューに答える光邦さん

新番組と新生活について

ーー夕方から朝の時間帯の番組に変わっていかがですか。

いや〜、つらいですね!眠い。すっごい眠いです。朝は2時に起きて2時40分に局入りして、3時には届く新聞を全部読んで。番組の準備をしているとあっという間に6時になってます。

――朝2時起きとは随分早いですね。お住まいは横浜なんですか

先月、東京都北区から横浜に引っ越してきました。FMヨコハマにお世話になって16年くらいになりますが、これまでは横浜が憧れの場所だから、あえて住まずにいました。大好きだからこそ横浜を外から俯瞰して見ていたいっていう気持ちがあって、1時間半掛けて毎日通勤してたんですよね。

――実際に横浜市民になって、いかがですか

横浜に住んでみたらやっぱめっちゃいい。部屋から船の汽笛が聞こえてくると、これぞ横浜だって、たまらなく嬉しいですよ。

――時間帯が変わって、リスナー層は変わりましたか

リスナー層はトレセン時代は30代から50代くらいの年齢層が多かったですが、ちょうどいいラジオは小学生から20代のリスナー層も増えてきています。ものすごい幅広い年齢層が聞いてくれているなって実感しています。みんな、早起きなんだなあ。

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FMYokohama スタジオの窓からみる観覧車

自身の芸術との関わりについて

――過去に俳優もされていましたが、県内で気になる劇団や劇場はありますか

劇団扉座を主催されている横内謙介さんが、学生時代に青少年センターで演劇を観て心を鷲掴みにされちゃって、演劇の世界でやっていくことを決めたそうなんです。過去に横内さんがそのセンターで素晴らしい芝居を若者に届けようっていう試みをやられていたので、出演したいと希望するリスナーを募集したことがありました。当時は「トレセン演劇部」と名付けて、番組でオーディションもやりましたね。そのとき4、5人が参加してくれたのかな。その内3人とはFacebookで繋がっていて、今でも東京と神奈川で役者として頑張っているみたいです。そういうのを見ると嬉しいですね。

――県立青少年センターは現在「マグカル劇場」と銘打ち、若者が演劇・ダンス・音楽などの公演を行うことができる場になっています

ええっ、そうなんですか?それは知らなかった。マグカル劇場!?

――演劇やミュージカルが学べるスクールとして塾生も募集しています

ぜひ応援したい。それ、もっと広く知ってもらうべきですよ。ちょうどいいラジオと何か一緒に出来ませんかね?「マグカルって何」というところから、こういう公演があるんだ、こんなことマグカルが募集してるよとか、広めていきましょうよ。

――マグカルとFMラジオで何かできたら面白いですね

マグカルってマグネットカルチャーって事でしょう。色んなジャンルが磁石みたいに吸い寄せられて、繋がっていく訳じゃないですか。1つやればみんなが吸い寄せられて輪が出来て、神奈川の発展に繋がっていく。僕たちラジオ側の人間も、番組で告知やイベントでMCをするなど、色々な事で協力できそうだなと思います。

――他に気になる県内の芸術やアート関係のイベントはありますか

僕、音楽が好きで。N.U.(エヌユー)っていう、横浜市を中心に活動しているデュオが「ヨコハマアコフェス」という音楽イベントを毎年やっているんです。子供達の未来のために開催している無料の音楽ライブです。マルシェがあって、芝生に敷物を敷いて親子で音楽を楽しめてとか、子供達にも気軽に音楽に親しめる場を提供したいなと。

――親子で、しかも観覧無料で音楽イベントが楽しめるのは素敵ですね

去年からクラウドファンディングも始めて、みんなで企業とか行って資金集めもして、収益金は神奈川子ども未来ファンドに寄付しています。2回目くらいから僕も実行委員に入りボランティアで活動しています。今年は10月1日(日)に、山下公園特設ステージでアコフェスを完全観覧無料で開催予定です。

――ゴールデンウィークにオススメのお出掛けスポットを教えてください

横浜F・マリノスのスタジアムDJもやらせていただいているんですけど、4月30日(日)に日産スタジアムでガンバ大阪戦が午後5時にキックオフです!

最後に

――最後に、ちょうどいいラジオの今後の展望についてお聞かせください

ちょうどいいラジオは、癒し、元気の源、みんなが帰ってくる拠り所。これまでのメールやFAXからのお便りに加えて、新しく番組公式LINE(@cer847)を作ってボイスメッセージをラジオに届けるなんていう試みにもチャレンジしています。試行錯誤しながらこの番組が、みんなが繋がれる場所になっていけたらと思っています。

FM yokohama84.7 ちょうどいいラジオ
月曜日~木曜日 6:00~9:00
「10年、いや、、20年先のラジオ界をリードできる男光邦が、ヨコハマの朝、神奈川の朝、日本の朝を変える!」
一日のはじまりを、ちょうどいい気分でお届けする新感覚のプログラム!
それが、光邦がお送りする「ちょうどいいラジオ」です!
ちょうどいいラジオ

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1つ1つの質問に対して言葉を選びながら丁寧に答える姿が印象的

マグカル編集部より
光邦さんを一言で言うと「真面目で努力家」。
長年リスナーの皆さまに愛されている理由が少し垣間見れた気がするインタビューになりました。
 マグカルドットネットもこの春からみなさまにとって「ちょうどいい」マグカルとして、様々なアート・芸術・文化と人をつむぐ、つなげるサイトになっていきたいと思っています。どうぞご贔屓に!

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