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特別展「安部公房展――21世紀文学の基軸」

今年生誕100年を迎えた安部公房(1924~1993)。
その創作活動は、学生時代の詩作から出発し、『壁』『砂の女』などの小説や「友達」などの戯曲、写真、さらに演劇グループ・安部公房スタジオによる総合芸術の追究と多岐にわたりました。自明のはずの名前や身体、居場所が損なわれることで自己が揺らぐさまや、従来の規範が突如として転倒する世界を描いた独特の作品は、いまも国境を越え多くの読者を得ています。本展は初公開・初展示を含む約500点の資料により、時代の先端をとらえ続けた表現者・安部公房の全貌に迫るとともに、21世紀の今日において安部作品のテーマが持つ意味を問い直します。

開催概要

日程
  • 9:30~17:00(入館は16:30まで)
    ※休館日:月曜日(10月14日、11月4日は開館)

料金

一般 800円/65歳以上・20歳未満及び学生 400円/高校生 100円
中学生以下は無料

場所

神奈川近代文学館

神奈川近代文学館

当文学館は1984年に開館。この間展覧会としては大衆文学、児童、詩歌などジャンルごとの大規模展示をはじめ、夏目漱石、芥川龍之介、泉鏡花、有島三兄弟、武者小路実篤、川端康成、太宰治、吉川英治、山本周五郎など個人作家の展示、鎌倉、横浜、川崎など神奈川を地域別に区分けした文学散歩の展示など50回以上の特別展を開催し、常設展示も含めて、文学の展示活動に力を注いで参りました。

出演概要

出演

編集委員:三浦雅士

主催

県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会

協賛

後援:NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk
協賛:新潮社、京急電鉄、相模鉄道、東急電鉄、横浜高速鉄道
   神奈川近代文学館を支援する会
広報協力:KAAT 神奈川芸術劇場

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