創立者 岡田茂吉は、昭和19(1944)年以降、藤山雷太氏の別荘地をはじめ箱根強羅の土地を入手整備して「神仙郷」と命名し、最後に美術館を建設し、昭和27(1952)年に開館しました。狙い所は、自然の山水美と人工的庭園美とをよく調和させた庭園の中に美術館を計画したものです。苔とモミジで彩られた「苔庭」、巨岩の岩組みが見どころの「石楽園」(一部非公開)、「萩の道」(9月頃見頃)をはじめ、四季折々の景観の中にある美術館です。
〈アクセス〉JR 小田原駅より 小田急・小田急ロマンスカー「箱根湯本駅」下車、箱根登山鉄道「強羅駅」下車、箱根登山ケーブルカー「公園上駅」下車すぐ