神奈川で楽しむポップカルチャー
日本のポップカルチャーは世界中で人気があり、日本は、ゲーム、アニメ、マンガのふるさととも言える場所です。それらを楽しめるミュージアムや、ショップだけではなく、様々な建造物などにも、人気のポップカルチャーが溶け込んでいます。
そんなポップカルチャーを楽しめる場所が神奈川県内にもたくさんあることをご存知ですか。
お気に入りのキャラクターのストーリーを学んだり、グッズを購入したり、聖地巡礼をしたりしながら、楽しめるポップカルチャースポットをご紹介します。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
『ドラえもん』で知られる藤子・F・不二雄は、希望や友情、勇気、好奇心といった心温まるテーマを描いた作品で多くのファンを魅了しました。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは、彼が長年住んでいた川崎市にあり、子どもから大人まで楽しめるスポットです。マンガや体験型展示、企画展、屋外フォトスポットを通じて、藤子・F・不二雄のユーモアと温かさを感じられる場所として親しまれています。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは3階建てとなっており、館内には、原画展、マンガコーナー、シアタールームがあり、屋上はフォトスポットになっています。豊かな自然の中で、人気のキャラクターたちと写真撮影ができます。
館内のカフェでは、「ドラえもんじゃカレー」や「畑のレストランジャイアンとカツ丼」など、キャラクターをテーマにしたメニューを楽しむことができます。もちろん、ドラえもんの大好きな「どら焼き」もあります。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムでは、すべての来館者が楽しめるよう、日時指定の事前予約制でオンラインチケットを販売しているので、来館前には、予約をお忘れなく。
大人も子どもも、藤子・F・不二雄の世界を満喫できるおすすめスポットです。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム:こちら
写真: ©︎Fujiko-Pro
横浜のポケモン
ポケモンについての説明は必要ないですね。この作品は、ゲームからアニメ、その他のコンテンツへと広がり、世界中で愛されています。冒険に満ちたストーリー、個性豊かなポケモンたち、そして心温まる友情が描かれ、国や世代を超えて、今なお人々を魅了し続けています。では、横浜に登場するポケモンたちを見てみましょう。
ポケモンセンターヨコハマ
横浜駅から徒歩5分ほどの場所にあるポケモンセンターヨコハマは、海辺という立地を生かして、海をテーマにしたデザインで親しまれており、オフィシャルショップならではのポケモングッズが揃っています。
巨大なカイオーガやナエトル、クワッス、マナフィを従えたマリンコスチューム姿のピカチュウなどのフォトスポットも充実しています。ぬいぐるみ、キーホルダー、文房具など、品揃えは無限大。ぜひ訪れてください!
ポケモンセンターヨコハマ:こちら
横浜にあるポケモンの郵便ポストやマンホール
横浜で出会えるポケモンは、グッズだけではありません。ポケモンの世界は街にも溶け込んでいます。
横浜市役所の前に、ポケモンの郵便ポストが2つあります。一つは2匹のピカチュウが笑顔で手紙を交換しているもの、もう一つには手紙を咥えているイーブイがいます。また、横浜桜木郵便局の前には、ポッチャマのポストもあります。
街を散策する際には、下を見ることもお忘れなく!横浜には、とても素敵なデザインのポケモンのマンホールが5つあります。以下の施設の近くにあります:
・横浜マリンタワー
・横浜赤レンガ倉庫
・桜木町駅
・日本丸メモリアルパーク
・臨港パーク
すべてのマンホールを徒歩で回るなら、所要時間は約1時間半程です。マンホールは横浜の港周辺に点在しているため、建築、歴史、緑が融合した横浜の街を散策するのに最適です。
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箱根で『エヴァンゲリオン』
アニメファンだけでなく、多くの人から史上最高のシリーズの一つとして称賛されている『エヴァンゲリオン』。このディストピア的なメカアニメの舞台は、東京壊滅後に新たな首都となった第3新東京市で、そのモデルは箱根です。
神奈川県西部に位置する箱根は、自然と温泉で有名ですが、エヴァンゲリオンの関連スポットも多く、ファンに人気の場所となっています。
えゔぁ屋:エヴァンゲリオンストア
箱根湯本駅の1階にあるエヴァンゲリオン専門店「えゔぁ屋」。古風な店構えには、大きなNERVの旗と、エヴァンゲリオンで人気キャラクターの一人である等身大の綾波レイに会うこともできます。
店内には、芦ノ湖など箱根の風景をバックにポーズを決めるキャラクターたちのポストカードをはじめ、Tシャツ、バッグ、ぬいぐるみ、キーホルダー、お菓子、パズルまで、様々な商品が販売されています。店内では、エヴァンゲリオン初号機の色にちなんで、紫いもと抹茶味の紫と緑のソフトクリームも販売されています。
エヴァンゲリオンストア:こちら
エヴァンゲリオンテーマの施設
箱根はエヴァンゲリオンとの結びつきを大いに受け入れ、有名なアニメにちなんだ施設やオブジェを設置しています。その一部を紹介します。
エヴァンゲリオン公衆トイレ
箱根の山に囲まれた仙石原にあるこの特別なトイレは、金時神社と金時山登山口の近くの金時公園にあります。金時公園トイレは、エヴァンゲリオンの劇中において使徒と戦う国連直属の非公開組織・特務機関NERV が秘密裏に建設した「仙石原前哨基地 (SENGOKUHARA OBSERVATION POST)」というイメージでデザインされています。
建物は軍事的なデザインで、厳しい文字が施され、まるで戦いの直前にいるかのような雰囲気が漂います。内装も同様に、戦場を思わせるモチーフと配色が特徴的です。トイレの奥には、エヴァンゲリオンをテーマにしたユニークな自動販売機も設置されているので、ぜひチェックしてみてください!
エヴァンゲリオンをテーマにした電気自動車充電ステーションと自動販売機
アニメの近未来的なコンセプトを考えると、箱根にエヴァンゲリオンをテーマにした電気自動車充電スタンドが導入されたのは、まさにピッタリです。
上の写真にある充電ステーションは仙石原に位置し、先に紹介した公衆トイレから徒歩約15分です。充電が済んだら、近くの「災害対応型自動販売機」で飲み物を購入するのもおすすめです。
唯一無二のコンビニエンスストア
仙石原にあるローソンも見逃せません。軽食を買うついでに、冷蔵庫のガラス扉に貼られた垂れ幕やキャラクターの画像をチェックしてみてください。店内では、キャラクターデザインのペットボトルやアニメ関連グッズも手に入ります。
桃源台駅
芦ノ湖の北端に位置する桃源台駅は、箱根ロープウェイと接続し、箱根観光クルーズの下船場の一つとなっています。箱根の大自然につながるだけでなく、NERVをイメージした内装や戦闘ポーズをとったエヴァンゲリオン初号機など、訪れる人をエヴァンゲリオンの世界へと誘います。また、近未来的な部屋の横にある階段の下り階段には、エヴァンゲリオンの愛すべきキャラクターたちの壁画がありファン必見のフォトスポットです!
藤子・F・不二雄の世界を楽しむ川崎のミュージアム、ポケモンが生息する横浜、エヴァンゲリオンの魅力を発信する箱根など、神奈川は、アニメ、マンガなど、あらゆる世代のポップカルチャーファンが楽しめる場所です。