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中華街の喧騒から離れて、お散歩しながらふらりとギャラリーへ

中華街の喧騒から離れて、お散歩しながらふらりとギャラリーへ

アートな空間に潜入!
YOKOHAMA ART SPOT FILE

横浜中華街からすぐ。素敵な出会いが待つ小さなギャラリー
art Truth

今回は、多くの観光客で賑わう横浜中華街の一角とは思えない、とても静かな場所でひっそりとオープンしているギャラリー「art Truth(アート・トゥルース)」に伺いました。

“身近に飾りたい作品”、“一緒に暮らしを楽しめる絵”をコンセプトにした小さなギャラリーには、絵画作品を中心にさまざまなジャンルの中からオーナー西海さんが厳選したアート作品が並びます。

正面の大きな窓からはやわらかい日差しが注がれ、白を基調としたギャラリーをよりあたたかみのある、とっても居心地のよい空間にしてくれています。


テーブル&チェアも置かれ、素敵なアート作品を鑑賞しながら、作家さんや西海さんとお話を楽しみながら、ゆっくり過ごせるのも魅力です。

今回、取材に伺った際、「art Truth」で開催されていたのは、作家・永吉香里さんの個展「夢想の為の装置」展。このギャラリーでは4回目の展覧会だそう。作家さんの手から生まれた版画や陶器の作品が、訪れた人たちを歓迎してくれているかのように並んでいました。

こちらが、ギャラリーオーナーの西海さん。「art Truth」への思いについて語ってくださいました。

「当ギャラリーは、若い作家さんの育成・支援なども取り組んでおりますが、何よりも大切にしているのは、作家さんだけでなく、お客様も、もちろん私も含め、アートを通じてみんなで学び、成長していける場所でありたいという思いです」と西海さん。そして、「例えば心が沈んでいる時に一人静かに本を読み耽るように、ここへ来て元気になれる、心の糧となる作品と出会っていただけたらうれしいですね。近くに置きたいと思っていただける、ずっと大切にしていただけるような、そんな作品をこれからもどんどんご紹介していきます」。


中華街でおいしいものを食べて、元町でショッピング…そのままふらり、ここで日々を豊かにしてくれるアートと出会う、なんて素敵です。ぜひみなさんも、素敵な出会いを求めて「art Truth」に足を運んでみてください。

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