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文化・歴史

金ピカに輝く、カワスイ 川崎水族館 初の特別企画展。

金ピカに輝く、カワスイ 川崎水族館 初の特別企画展。

黄金に輝く生き物と言われたら、どんな生きものを思い浮かべるでしょうか。
この特別展示を見た後は「ナマズ」を想像するようになるかもしれませんね。

2021年4月20日~2021年6月30日まで川崎市の「カワスイ 川崎水族館」で「黄金さかな博 ~多摩川で発見“黄金色のナマズ”~」が開催されています。ここでは、世界中の黄金色の魚が展示されているのですが、川崎市内で見つかった黄金のナマズが初めて特別展示されているんです。

この黄金のナマズ、2020年6月に多摩川(川崎市高津区)で釣り上げられました。その後、二ヶ領せせらぎ館に寄付され、現在「カワスイ 川崎水族館」で展示されています。名前も公募され、「たまがわ×なまず」を掛け合わせた「たまずん」と名付けられました。

たまずんは、実際に会ってみるとその名の通り本当に黄金なんです。ライトの光が上から当たると反射でキラキラと輝いていて、ますます黄金色に見えます。なんでも黄変種と呼ばれ、身体の色素が非常に少ないためで、全国的にも珍しいんだそうです。

なんともチャーミングなたまずん

たまずんのほかにも「アジアアロワナ」、「ドラドキャット」、「ゴールデンテトラ」など黄金に輝く9種類の魚たちが特設スペースにたくさん展示されています。本当にみんな黄金なんですね。黄金になっている理由は、後天的に身体についた微生物によって輝いている、ペアをみつけやすくするためなどの種類によって異なるのですが、まだ正確には特定できていないところが、神秘的で生物への興味を掻き立てますね。

アジアアロワナ

ゴールデンゼブラシクリッド

展示を観終わった後も楽しみは尽きません。
まず、展示ブースに併設されているスペースでオリジナルトートバッグをつくることができます。自分でデザインと色を決めて、世界にひとつだけのトートバッグづくりにチャレンジするのもとても面白いです。

これ、大人もとてもはまってしまいます。

さらに、展示やオリジナルバッグ作成で思いっきり楽しんだ後は、館内にあるレストランやカフェで限定の黄金メニューを味わうこともおすすめです。黄金さかな博にちなんだドリンクやソフトクリーム、ワッフルなど選ぶのに迷ってしまうほどメニューが充実しているので、限定メニューを食べながら、写真やバッグを見せ合ったりするのも楽しみですね。

こもれびカフェ クロワッサンワッフル(ゴールデンキウイ)、黄金レモネード 等
駅から徒歩1分でかつ地下街直結となっているので、雨の日でも濡れずにいくことができます。また、入口での検温、各所への消毒薬の設置など、コロナ対策もしっかりしてありました。

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