【逗子・葉山】京急で行く！ランチ＆芸術めぐり

東京から羽田空港、そして川崎・横浜・三浦半島をつなぐ京浜急行電鉄。今回は、その京急で発売中の「葉山女子旅きっぷ」を使って、逗子・葉山をぶらり。目にも鮮やかなカフェランチや近隣のアートスポットを紹介します。

自分らしい電車旅で癒されて

「葉山女子旅きっぷ」は、京急線の往復乗車券と京浜急行バスフリー乗車券に「選べるごはん券」と「選べるごほうび券」が付いたお得な1日きっぷです。女子旅とありますが、女性限定ではなく、誰でも購入・利用が可能。電車に揺られてのんびりと、逗子・葉山への日帰り旅でリゾート気分が味わえます。

【葉山女子旅きっぷ】
公式HP：こちら　https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_hayamagirl/

電車を降りたら、まずは「選べるごはん券」を使ってランチをするのがおすすめ。
和食・洋食・中華など、バリエーション豊かな地元ならではのメニューが多いので、目移りしてしまうかも。例えば、逗子駅から徒歩6分のところにあるSeedling Kitchen（シードリングキッチン）逗子は、地元野菜をふんだんに使った料理を提供する小さなカフェレストラン。体に優しいヘルシーな食事ができると評判です。

地元野菜の味わいと彩りに驚く

店の目印はこの看板、苗木(seedling)が育つように成長していくという思いが込められています。「葉山女子旅きっぷ」で注文できるSeedlingセットは、メインとサイドディッシュ、黒米入り玄米ごはん、野菜塩麹スープ。人気の「畑のわっぱ」もメインの一つとして選ぶことができます。

オーナーの高橋香苗（たかはしかなえ）さんが大切にしているのは、料理の見た目です。
高橋さんは、お客様と料理との最初の出会いで気持ちが盛り上がれば、食事がもっと楽しくなるはずであり、そうして食べたものがおいしければ、「これはどこの野菜なんだろう？」「どこで売っているんだろう？」と、仕入れ先の農家さんに関心を持つきっかけになるかもしれないと考えているそうです。

料理を華やかにする野菜は、三浦半島と鎌倉のものを使用しています。
無農薬・無化学肥料で栽培を行っているSHO Farm（ショウファーム）や、彩り豊かな野菜を作っているHOSOYA FARM（ほそやファーム）など、朝市で苗を見たり実際に話をしたりして信頼できる農家さんから仕入れています。

高橋さんは、「Seedling Kitchenのコンセプトである彩りは、農家さんの野菜がなければ成り立ちません。若くてチャレンジ精神のある農家さんもいて、こんな野菜を使いたいと伝えると、それまで作ったことがなくても作ってみるね！と柔軟に対応してくださって、本当に助かっています。これからも農家さんとのつながりを密にしていきたいです」とおっしゃっていました。

「おいしいの言葉が、一番のごほうび」という、高橋さん。野菜と人をつなぐ架け橋になれたらと願うSeedling Kitchenの料理を目でも舌でも楽しめば、とっておきの時間が過ごせそうです。