スマートイルミネーション横浜 2013 レポート
厚手のニットがほしくなってきた今日この頃、イルミネーションにはぴったりの季節になりました。
現在開催中の「スマートイルミネーション横浜2013」。アーティストや市民・企業のみなさんの手によって、いつもの横浜夜景がさらにバージョンアップする5日間(10/23-27)。そんな街全体で繰り広げられるイベントにマグカルスタッフも行ってきました。会場の様子をほんの少しご紹介します。
アジア初登場のNumen/For use
まずは、今回アジア初登場のNumen/For use。象の鼻パークに巨大なバルーンが出現!なにやら人影が浮かび上がっています。そう、このバルーン中に入ることができるんです!中にはネットのハンモックが張り巡らされています。
Numen/For useはクロアチアーオーストリアのアーティスト集団。舞台美術なども手がけ、世界的にも有名な彼らの作品をいち早く体験できるチャンスです。マグカルでは彼らにインタビューもさせていただきました。こちらも参考にしてください。
藤本隆行+石橋素+真鍋大度 《Time Lapse Plant_One Ring -Energy Rescue Ship Version-》
対岸には赤レンガ倉庫が見える象の鼻の先端部分には、藤本隆行さんらによる《Time Lapse Plant One Ring -Energy Rescue Ship Version-》が。この作品も中にはいってこそ音や光を楽しめる作品。後半20分で影の色が3色にかわるよう設定されているとのことなので、 前半と後半の違いも含め全部通して味わってほしいです。技術的な工夫も多くされている作品なので、詳しくは藤本さんへのインタビューをご覧ください。
トーチカ/TOCHIKA 《TRACK》とPika Pika屋台
ガード下には昨年からバージョンアップしたトーチカによる映像作品が。そしてPika Pika屋台もでていました。居合わせた人がトーチカの作品と同じ手法で、光による線を描くことができます。5秒間でどんなものが描けるかチャレンジしてみてください。
《光のらくがき》 参加企業: 中川ケミカル
こちらは、非常用によく用いられる光を蓄積するテープ等を製造している企業・中川ケミカルさんの「スーパー夜光テープ」を利用した落書きコーナーです。これからの季節、クリスマス用の飾りなどにも応用できるそうですよ。
LEDのライトで描いたらくがきは、20分ほどで消えてしまうので、何度も楽しめます。
高橋 匡太《ひかりの実》《The meeting Shadow Play》
山下公園や象の鼻パークの木にはひかりの実がきらきらと輝いていました。よくみてみると、いろんな笑顔が描いてあるんですね。ワークショップ参加者が描いた手作りの実でした。マリンタワーやスターバックス横浜元町店、NTT東日本神奈川支店、大桟橋などでも、ひかりの実をみることができるそうです。
遠くからでもよく見えるので、道行く人も思わず足をとめてみてしまう作品が、同じく高橋匡太さんの《The meeting shadow play》。カップルでハートを作って記念撮影する素敵なデート風景にも遭遇しました。ぜひ巨大なスクリーンに自分の影を映して記念撮影してみてください。
そしてイルミネーター こと日下淳一さんも!
昨日はオープニングということで、日下さんは初日にふさわしい紅白のお召し物でご登場でした。
象の鼻テラスでは、日下さんのイルミウェアも試着体験できますよ!
ここにはかききれないほど盛りだくさんな「スマートイルミネーション横浜」。とにかく象の鼻テラスに足を運んでみてください。そして、そこからいろいろなところに足を伸ばしてみてください。いつもとひと味違う横浜の夜景に出会えます!
■ スマートイルミネーション横浜 2013 ■
10.23(水)-27(日)17:00−22:00 ※プログラムにより開催時間が異なります。
テーマ:環境未来都市・横浜から提案する、新たな時代のイルミネーション
会場:象の鼻パーク、山下公園、みなとみらい21地区、横浜駅西口 ほか