横濱ジャズ研×bohemianvoodoo「横浜ジャズのススメ」
■ 横濱ジャズ研 プロフィール ■
日本ジャズ発祥の地、横浜を拠点に活動するクラブ型地域密着イベント“横濱ジャズ研”。2007年よりスタートし、Quincy Jonesの名盤『This Is How I Feel About Jazz(私の考えるジャズ)』の問いに対して、夜な夜なミーティングを重ねながら4人の研究員が考えるジャズを構築。その研究成果をDJと講義で表現している。
伊勢佐木町のBar MOVEを拠点に、野毛の老舗ジャズスポット、ドルフィーで「Sunday Afternoon Party」を開催。また、“横浜をジャズで活性化する”という命題を全うするため、「大岡川桜まつり」「ヨコハマ・ジャズ・サミット@Motionblue Yokohama」といった横浜市の催しに出演したり、「横浜港開港150周年記念イベント(Y150)」でファッションショーのDJに抜擢されたりと、近年はより地域に根ざした活動も積極的に行っている。
http://jazzken.youknowhat.com
■ bohemianvoodoo プロフィール ■
2008年に結成され、東京・神奈川を中心にライブ活動を開始。2011年、横浜赤レンガ倉庫にあるライヴ・レストラン「Motion Blue yokohama」にて初登場ながら同会場の歴代観客動員記録に名を連ねる。
2012年12月、新鋭レーベル<Playwright>より、2ndアルバム『SCENES』をリリース。発売後から半年以上もの間、タワーレコード各店のTOPチャート上位を獲得し続け、近年の若手ジャズバンドとしては異例のセールスを記録した。
2013年、ドラムスが井上孝利から山本拓矢に交代。新たなメンバーで全国ツアーを続けている。ポップでメロディアスな楽曲群、ドラマチックな展開と爽快なドライブ感……様々な風景をイメージすることができるメロディアス・インストバンドである。
http://bohemianvoodoo.jp
Interview & Text by 濱安 紹子 | Photography by 上野山 裕二(CLIMBERS)
1859年の開港以来、西洋文化の流入地点として発展を遂げた横浜。鉄道、銀行、ホテル、写真、ビール、アイスクリーム、ナポリタン……諸説あるものの、横浜を発祥地とするものは数多く存在し、“日本ジャズ”もそのひとつであると言われています。今回は、そんな歴史深いこの土地でジャズを通して地域貢献する、ということをユニークな活動によって体現している“横濱ジャズ研”、そして彼らと縁の深い横浜発の4人組ジャズバンド、bohemianvoodooに直撃。“横浜”と“ジャズ”に纏わるお話を伺いました。
<対談メンバー>
■横濱ジャズ研:菊川 悠一(主宰)、羽生義之介(以下、義之介)
■bohemianvoodoo:bashiry(g)、木村イオリ(p,key/以下、イオリ)、Nassy(b)、山本拓矢(ds/以下、山本)
—まずは“横濱ジャズ研”設立の経緯と、その目的について教えてください。
菊川:以前僕は、伊勢佐木町にあるBar MOVEというところでイベントのDJをやっていたんですけど、そのイベントが終わってしまって、これから何をやろうかと考えていた時期があったんです。元々ジャズを選曲していたので、やるならジャズのイベントをやりたいなって思っていたんですけど、横浜は日本ジャズの発祥地と呼ばれているし、どうせだったら生音のジャズに特化したイベントをやって町おこし的なことができたらなって。そう思ったのが(設立の)きっかけですね。
で、Bar MOVEで仲間を3人見つけて……それが今の“横濱ジャズ研”メンバーです。そのうちの1人(安部心)は屋久島に移住したんですけど、彼にはSkypeとかを利用してリモートで打ち合わせやリミックス制作に参加してもらったりしています。
ジャズって知らない人からすると、ちょっと敷居が高くて高尚で取っ付きにくいイメージがありますよね。僕たちはそんな人たちに、「ジャズって誰でも楽しめるものなんだよ」って広めるために活動してるんです。
あとは、折角横浜に住んでいるんだし、横浜を盛り上げるために役に立つようなイベントをやっていきたいっていう思いがありますね。
最近では、結局開催は中止になってしまったんですけど「横浜港開港150周年記念イベント(Y150)」にも呼んでいただいたり、「大岡川桜祭り」に出演させていただいたり、横浜市と絡んだイベントにも参加させてもらっています。
—開催しているイベントの中にはすごくユニークな企画が多いですよね。お題を決めてDJとバンドでセッションしながら曲をカバーしたり、参加者が好きなジャズの音源を持ち寄ってプレゼント交換をしたり、季節毎に色々なテーマが用意されていたり……。
菊川:メンバー同士で「こういうのやりたい」って案を出して、それをミーティングで話しあって、ブラッシュアップしていきながら色々な企画を実行しています。
Nassy:僕も(ジャズ研のイベントに)何回も遊びに行ってますけど、ただジャズを流してるイベントでは全然ないですよ。
—横濱ジャズ研とbohemianvoodooの出会いは?
イオリ:(僕は)Bar MOVEで義之介 くんと出会ったのがきっかけです。で、さっきお話に出ていた、屋久島支部の安部心さんが当時やっていたユニットのイベントに呼ばれて、僕もそこに出ることになって。で、しばらくしたらそこでbashiryと出会って、bohemianvoodooを始めるに至ったんです。
義之介:でも実は僕、イオリ君よりbashiryくんの方と先に出会ってるんです。
bashiryくんともBar MOVEのイベントで出会って仲良くなって。 余談ですけど、仲良くなってくうちに同じ中学の後輩だって判ってから、 より距離が縮まりましたね(笑)。 で、そのうちにイオリくんにも出会って……というわけです。そう、出会って少ししてからイオリくんからデモをもらったんだよね。で、当時安部くんがピアノ の(メンバー)を探してたんで、それをきっかけに一緒にやることになって。
イオリ:Bar MOVEを中心にネットワークが広がっていった感じですね。bohemianvoodooの初ライブも、Bar MOVEの隣にあったバーでやったんです。その時はジャズ研メンバー全員が来てくれてて、その後から今に至るまで、ジャズ研の周年イベントにライブで出させてもらってます。
Nassy:バンドを始めてから3回目くらいのライブで、ジャズ研の1周年イベントに出させていただいたんですけど、その辺くらいからライブが凄く楽しいって思うようになりました。ただ、ジャズ研のお客さんって感度が異常に高いんですよ。
義之介 :ノリノリになってお酒飲んでるだけ、じゃないっていうね(笑)。
bashiry:お客さん、みんな裏拍でリズム取ってるし(笑)。
一同:(笑)
—ところで、みなさんにとってジャズとの出会いってどんなものだったんでしょうか?
義之介 :僕の母親の知り合いに、お店やってるシンガーの人がいて、僕の前でジャズのスタンダードをよく歌ってくれていたんです。僕が4~5歳の時だったので、曲名とかはわかりませんでしたけど、「こういうのいいな」って思ってたんですよね。それがジャズとの初めての出会いでしたね。
菊川:僕は小学生3、4年の頃に吹奏楽部をやってたんですけど、顧問の先生が「ジャズってこういうリズムなんだよ」って“スウィング”を教えてくれたんですよね。それがジャズに触れた最初かな。でもその後中学の吹奏楽部に入っていた先輩から、地元の中学校の吹奏楽部が「In The mood」(ジョー・ガーランド作曲/グレン・ミラー楽団の演奏によりヒットした楽曲)を演奏したんですけど、曲として捉えてジャズというものを聴いたのはそれが初めてかもしれませんね。
bashiry:意識してジャズというものを聴いたのは高校生位からなんですけど、元々は小学校位からジャズを耳にしていました。ていうのも「横濱ジャズプロムナード」っていうお祭りが近所で毎年あって、開催中は町中何十カ所っていうところで色んなジャズバンドが演奏してるんですよ。有名なバンドもあればそうでもないバンドもいたんでしょうけど、そういったバンドの演奏を、通りかかった道端で聴いたり、母親に連れて来られて聴いたり…そういった形でジャズに触れて育ってきたっていう記憶があります。なので「横濱ジャズプロムナード」には思い入れがすごくありますね。
—横浜ならではのエピソードですね。この土地で育ったからこそのジャズとの出会い方だと思います。他の方々はいかがですか?
イオリ:(ジャズとの出会いは)いくつかあるんですけど、生まれた頃から父親がビル・エヴァンスとかマッコイ・タイナーとかを聴いていたんで、それが多分最初に聴いたジャズですね。その次は、小学校の頃習っていたクラシックピアノの先生がたまたまジャズ好きだったおかげで、チック・コリアやソニー・ロリンズの曲をやらせてもらってて。これが第2の(ジャズとの)出会いだと言えるのかな。
—大分早熟ですね(笑)。小学生にジャズを弾かせた先生もすごい!
イオリ:ピアノの発表会でもジャズを弾いてましたよ、アドリブで(笑)。理論もくそもわかんないから、それまで聴いていた音楽のフレーズを何となくやってみてたんですけど。
一同:すげー(驚)。
イオリ:で、大学に入ってからは伊藤志宏さん(トランぺッター・島裕介氏とのユニットShima&ShikouDUOとしても知られる)に出会ってジャズピアノを習い始めて、トミー・フラナガンとか、ハード・バップ(1950年代中盤から60年代に隆盛を極めたジャズのスタイル)といったものを勉強していって、さらに本質的なところに進んでいったのが、第3段階目ってところですね。
Nassy:僕の場合は、ジャズに至るまですごく長かったです。ソウルとかから入ったんですけど、高校の頃って『Free Soul』(橋本徹氏の監修レーベル「アプレミディ・レコーズ」の人気コンピレーションシリーズ)がすごい流行ってて、渋谷のレコード屋とかにたくさんあったんですよ。で、そこで買ったのが、マッコイ・タイナーの『インナー・ヴォイセズ』だったんです。当時は音楽的な知識なんてなかったし、完全ジャケ買いだったんですけど「これは何かすごい音楽だな」って思いました。その頃は、これがジャズだっていう意識はなかったですけど、出会いはそこですね。
—『Free Soul』っていうとジャズだけでなく、ソウルやファンクといった色々なジャンルの音楽があるわけですが、それらを経てジャズの方に行ったわけなんですね。
Nassy:そうですね。いきなり(ジャズの世界に)放り込まれちゃいましたけど、基本的に色々な音楽の中のひとつとしてジャズが好きで、今もそれは変わってません。あと、高校でベースを始めたんですけど、最初はミスチルばっか弾いてました。で、その年の夏にEarth, Wind & Fireをやるようになって…アフロのズラもかぶったりしてました。
イオリ:えらく飛躍したね(笑)。
—では、山本さんはいかがですか?
山本:僕も菊川さんと一緒で吹奏楽部に入っていたんです。実は最初ドラムがいいなって思って入ったんですけど、吹奏楽部なんでそれはなかなかやらせてもらえなくて、ずっとパーカッションをやっていたんです。で、ドラムできない間にもドラムのCDとかを参考に聴いていたんですけど、その時にたまたま選んだのが、ハードなフュージョン系のCDで……カシオペアとかだったんですけどね。(※フュージョン=1960年代以降の、ロック等の他ジャンルの影響を強く受けたジャズの中でも、特にテクニカルな指向の強いもの)
あとはドラマーが作った曲とか、セッションした曲とかを聴いていましたけど、何を聴いたらいいのか分かんなくなってきた時期があって。
でもやっぱり遡ってみるとルーツってマイルスだったり、コルトレーンだったりっていうビバップ(1940~1950年代に一世を風靡したジャズのスタイル)の頃だったんですよね。そういうのも聴きながら、絶対いつかドラム叩いてやろうと思いながら、吹奏楽部でパーカッション叩いてました。
—お1人ずつ回答いただきありがとうございます。では、そんなジャズの発祥と言われる横浜に対する印象を教えてください。
義之介:ここにいる面々の中で、完全に生まれも育ちも横浜っていうのは、実は僕とbashiryくんだけなんですけど、横浜発ってことではジャズ研もbohemianvoodooも一緒です。横浜に3日いたらもう浜っ子なんですよ(笑)。
イオリ:横浜って発祥の地って言われるだけあって、やっぱりジャズバーがすごく多いんです。昔、mixiで声を掛けたりしてジャムセッションに行ったりしてたんですけど、それで遊びに行った先でbashiryに数ヶ月ぶりに会って。そこで盛り上がって一緒にやろうって話になったんですよ。当時は僕らも横浜市に住んでたし、横浜発のバンドって言ってるのは、そういう理由からでもあるんです。
bashiry:基本、横浜が好きなんですよ(笑)。人もいいし、僕らを音楽的に育ててくれた場所でもあるし。そういうのをアウトプットしていくことですごく反応してくれるし、すごく応援してくれる人たちがいたのも横浜ですね。後々も大事にしていたいなって思います。
菊川:ちなみに、横浜市って日本で1番ジャズバーが多い町らしいんですよね。
bashiry:ジャズおねえちゃんもいるしね(笑)
—なんですか、それ?
bashiry:生演奏もあるジャズ・スナックみたいな。
イオリ:俺ら、そういう所で昔バイトしてたよね。便所掃除、酒を作る、その傍らで演奏させてもらう、みたいな。
Nassy:俺、bashiryがバイトしている時にそこに飲み行ってた(笑)。
―横浜にはそういったお店がすごく身近にあるんですね。では横浜のジャズシーン自体はどうなんでしょうか?横濱ジャズ研を設立する前と現在で、どういった変化がありましたか?
菊川:うーん、正直変化はあまり感じないですね。あまりお役には立ててるとは思えないんですけど…(苦笑)。でも、仲間は増えました。ファンも増えたし、お店や町内会の人たちとも仲良くなって、認知はしてもらえたのかなと。
—では比較的新しい、いわゆるクラブ・ジャズのシーンについては、どう思われますか?
イオリ:ジャズ研はクラブでジャズはかけているけど、いわゆる打ち込み系のクラブ・ジャズをかけているわけじゃないんですよ。メインストリームでは全くないですね。
菊川:生音のジャズを大前提でやっているので、打ち込みはほとんどかけません。かけることもたまにありますが、全体の8割位は生音ですね。
bashiry:立って騒げる音デカめのジャズ喫茶みたいな(笑)。
山本:(クラブ・ジャズじゃなくて)クラブでジャズをかけているっていうことなんですよね。
—なるほど。
菊川:今年の春に野毛にある「ちぐさ(昭和8年創業のジャズ喫茶)」でイベントをやった時は、いつもジャズ研に来るお客さん以外も来てくれました。(ちぐさの)名前は知ってるけど普段なかなかお店に来れないっていうお客さんとかもいたし、ちぐさの常連さんもいたし。
bashiry:60~70歳の大先輩もいたよね。
—すごく幅広い年齢層だったんですね。
菊川:「ちぐさ会」っていう常連さんたちが今お店を切り盛りしているんですけど、その中には『アドリブ』(2010年に休刊した日本のジャズ音楽雑誌)の編集長もいらっしゃるんです。もう70年代位の方なんですけど、お願いしてDJをしていただきました。
bashiry:ハービー・ハンコックとかかけてたよね。
菊川:その時は、三世代位が集まったイベントになりましたね。そういう意味では僕らのイベントが町おこし的なものになりつつあるのかもしれません。9月14日(土)にもまた、ちぐさでイベントをやります。
—まさにジャズを通してコミュニケーションを取る、ということが実現されているわけですね。
義之介:ジャズ研に来た人が、友達に「こういうイベントがあるよ」って広めてくれて、その流れで来てくれた人たちが、今度はイオリくんとかbashiryくんとか仲間のライブに行って……みたいな。僕たちそれぞれのフィールドを行き来してくれている人たちも多いですね。
イオリ:僕らのことを知らないジャズ研のお客さんが、初めて演奏を見てバンドを好きになってくれたり、逆に僕らのお客さんでジャズ研を知らない人たちに、ジャズ研の存在を教えたり。そういったクロスオーバーもありますね。
菊川:僕らがシーンに貢献してないっていう内容をさっき話しましたけど、僕らにとってそこがゴールじゃないんです。クラブイベントとしてではなく、町おこしイベントとして成功したいと考えているので。で、そういう町おこし的な意味では成功してるのかなと思います。
—その方向性とコンセプトこそが、一般的にイメージするクラブイベントとはまったく異なる部分ですね。
菊川:クラブ・ジャズやハウスなどの打ち込みは心地良いし踊れるので好きなんですけど、ジャズ研ではもう少し本質的なところをピックアップして選曲しようと、あえて幅を狭めて挑戦しています。
義之介:お客さんにその時々のテーマに沿った曲のCDやレコードを持ち込んでもらって、その曲をかけながらマイクで解説してもらうっていう企画もやっています。その中で、“2000年以降のクラブ・ジャズ”というテーマで曲をかけた日はありましたけどね。
—では、最後に今後の展望についてお2組に伺っても宜しいでしょうか?</span
イオリ:横浜の地域に根ざしたところで、もっとライブをさせてもらいたいですね。9月29日(日)に、みなとみらいにある横浜美術館でライブをさせてもらうことになってるんですけど、そういった機会ももっと増やしていきたいですね。
bashiry:あと、さっきお話した「横浜ジャズプロムナード」の公式ムービーにbohemianvoodooの曲がBGMとして採用されているんですよ。すごく嬉しいです。こういう形でも横浜ともっともっと絡めていけたらいいなと思います。
横濱 JAZZ PROMENADE 2013 プロモーション動画
菊川:僕らも彼らと同じく、今後は横浜に密着したイベントをもっとやれたらなと思っているんですけど、最近特に感じるのは、ジャズの大先輩と言われる方々と一緒にやるのが楽しいってことですね。
フリージャズのジャーナリストで副島輝人さんって方がいらっしゃるんですけど、その方が撮影したドイツのメールスジャズフェスティバルの映像を上映して、その合間にDJが曲をかけるっていうイベントを、これまでにジャズ研として行ったんです。その時は本当に副島さんからたくさんのパワーをいただきましたね。85歳位のおじいちゃんなんですが、世界で日本人ジャーナリストとして認められている2人のうちの1人と言われていて、今でも現役で「フリージャズを突き詰める」と仰っているんです。
そういう情熱を持った方とご一緒したり、ちぐさ会(ちぐさの初代名物店長・吉田衛さんを慕う人たちの集まり)の60~70歳の方々と一緒に同じイベントを楽しんだり、そういうのもいいなって思います。あとは逆に、20代とか若い世代の人たちともやりたいですね。実は、大学にある本物のジャズ研とも一緒に何かやりたいなって考えてるんです。
全員:面白い、それ!
19世紀後半から20世紀初頭にかけて誕生し、かつてはダンス音楽としても人々に愛されてきた“ジャズ”。歴史の中で様々な変遷を遂げ細分化されながらも、本来は、高尚なものではなく大衆的なものとして、堅苦しいものではなくとても自由なものとして存在していた音楽であり、現在でも世代を越えて楽しめるエキサイティングなものです。もし、敷居が高いとこれまで食わず嫌いをしてきたのであれば、横浜のジャズを通してその楽しさに是非触れてみてください。「どこに行けばいいかわからない」という方、まずは“横濱ジャズ研”のおススメするイベントやスポットを気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?
(インタビュー&テキスト 濱安 紹子)
会場協力:nitehiworks
〈こちらのイベントは終了しました。〉
<”横濱ジャズ研”と”bohemianvoodoo”の今後の予定はこちら>
9/7(土)横浜市弘明寺bohemianvoodoo LIVE IN むつかわバール TOMMY’S CAFÉ http://www.geocities.jp/tommys_cafe/
9/14(土)第24回横濱ジャズ研@ジャズ喫茶ちぐさ http://noge-chigusa.com/
9/29(日)みなとみらい21事業着工30周年記念ライブ@美術の広場 詳細は http://bohemianvoodoo.jp/live.htm に近日中にアップ予定です。
※ 以下 横濱ジャズ研 羽生義之介出演イベント
9/6(金)evergreen- a sound of pop flavour- 時間 22時~ 場所:Bar MOVE 入場無料
9/21(土)さざ波 時間 18時~22時 場所:渋谷SUNDALAND CAFE 入場:¥500 http://www.sundalandcafe.com/
<”bohemianvoodoo” bohemianvoodoo/Adria Blue PVはこちら>
<”bohemianvoodoo” の新譜はこちら>
<彼らのおすすめするスポットのひとつ 野毛の老舗ジャズバー”Jazz spot DOLPHY” >
井上淑彦グループ LIVE@DOLPHY リハーサル風景
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