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毎週水曜の夜は「マグカルナイト」本格エンタメをお酒とともに♡

毎週水曜の夜は「マグカルナイト」本格エンタメをお酒とともに♡

2018年6月13日(水)、関内エリアで開催された投げ銭エンターテインメント「第10回マグカルナイト」に行って来ました!どんなライブが見られるのか、ワクワクしながら会場へ!! その前に、まずは「マグカルナイト」のご紹介から。

〜「マグカル」・「マグカルナイト」とは〜

マグカル(MAGCUL)
「マグネット・カルチャー」の略。神奈川県が推進している、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す取組。
マグカルナイト
飲食しながら気軽に楽しめるエンターテインメント空間を提供していく取組。いま注目を集めるスタンダップコメディ(※)や横浜の音楽シーンに欠かせないジャズ、さらにお笑い・コント、パントマイムなどを週替わりで、様々なジャンルのエンターテインメントを堪能できます。
※マイクを片手に一人舞台に立ち、社会的風刺を交えた様々な話題をアクションを交えながら披露する、欧米で主流となっているトーク芸。

【マグカルナイト開催概要】
[会場]ヨコハマスリーエス
[開催日]毎週水曜日・各日2回(19:30~/21:00~ 入替なし)
[出演]日本スタンダップコメディ協会、YOKOHAMA JAZZ EGGS、よしもとクリエイティブ・エージェンシー
[料金]入場無料(投げ銭制/飲食代別途・ワンドリンク制)
※18:00~19:00は、ドリンク代半額(¥250)(平成30年8月末まで)

会場の「ヨコハマスリーエス」に到着したのは、開演の19:30ちょうど。すでに地下から素敵な音楽が流れてきています♪


会場へ向かう階段の壁には、ライブに出演した方の色紙がびっしり!

6月13日(水)は「JAZZ TAP TRIO(ジャズタップトリオ)」のパフォーマンスデー。出演者は、福山詩織さん(ボーカル)、稲岡吾郎さん(ギター)、丹精さん(タンプダンス)。※福山さん・稲垣さんは「YOKOHAMA JAZZ EGGS」のメンバーです。


まず、出演者3人の息がぴったりなのに驚き!阿吽の呼吸で楽しそうにパフォーマンスされていて、ステージが近いからか観客側にもそれがしっかり伝わってきます。会場全体が一つになって、笑顔溢れるアットホームなライブでした。

なんといっても、お酒を飲みながらライブを楽しめるのが魅力。疲れも吹き飛びますね☆

19:30からのライブのセットリストは、キャロル・キングの「I Feel The Earth Move 」やアントニオ・カルロス・ジョビンの「ONE  NOTE SAMBA」など。誰もが耳にしたことがある曲が続き、会場のみなさんもノリノリ♪

ジャズとタップダンス、あまり見る機会がないコラボですが、お互いの個性が見事に溶け合い、そのすばらしいパフォーマンスに自然と引き込まれていきました。丹精さんはタップダンスだけではなく、全身をパーカッションにしてリズムを取り、時には客席に降りて、会場の椅子や棚を鳴らしたり。私の目の前に来たときにはビックリ!!
3人のアメリカ仕込みの本格エンターテインメントを間近で見ることができて、またそれぞれの楽しそうな表情やほとばしる汗も感じられて、ライブってやっぱりいいな〜とさらにお酒が進みます(笑)。

ライブは“投げ銭”制。投げ銭とは、出演者に対し、パフォーマンスを見て楽しんだと思える分だけ支払うシステムで、大道芸などで行われています。今回はステージ終了後にボーカルの福山さんが、ハットを持って会場をぐるり。私も堪能させていただいた分だけ“気持ち”をハットの中へ♡ 素敵な時間をありがとうございました!

【出演者インタビュー】

ライブ終了後、「マグカルナイト」でのパフォーマンスなどについてインタビューさせていただきました。お疲れにもかかわらず、終始笑顔で気さくに応えてくださった「JAZZ TAP TRIO(ジャズタップトリオ)」の生の声をお楽しみください!!

左から、福山詩織さん(ボーカル)、稲岡吾郎さん(ギター)、丹精さん(タップダンス)。

■「マグカルナイト」でのパフォーマンスはいかがでしたか?
福山:「マグカルナイト」では、普段ジャズを聴かない層のお客さまが多く、そういった方々が仕事帰りなどに気軽に立ち寄って楽しんでくださっています。私たちもジャズクラブでパフォーマンスする時とはまた違ったステキな緊張感があり、とても楽しくパフォーマンスさせていただいています。

■今回3人でセッションされていかがでしたか?
全員:すごく楽しかった!!
福山:ジャズとタップダンスのセッションは珍しく、また丹精さんが雰囲気を盛り上げてくれて、とても楽しくて、素晴らしいセッションになりました!

■観客の反応はいかがでしたか?
福山:ステージと客席が近く、丹精さんの動きのあるパフォーマンスで会場がより盛り上がり、とてもいい雰囲気でした。
稲岡:パフォーマンス中、お客さんの表情が見えて、反応がダイレクトに伝わるのでそういったところがいいですね。
丹精:自分は、タップダンスだけでなく全身を使った「ボディーパーカッション」で、音楽と融合した総合的なエンターテイメントを表現しているので、自分のパフォーマンスでお客さんが盛り上がってくれるとうれしいです。

■今後「マグカルナイト」でどういった活動をしていきたいですか?
福山:「マグカルナイト」には「YOKOHAMA JAZZ EGGS」から、楽器の組合せや人数が違うというような、色々なバリエーションのあるグループが出ているので、お客さんがいついらっしゃっても、色々なパターンで楽しめるのではないかと思います。
稲岡:「マグカルナイト」は違う分野の方が垣根を超えてセッションできる貴重な場だと思うので、これからも参加していきたいです。

興味があってもなんとなく敷居が高いような気がしていたジャズ。「マグカルナイト」のような気軽にジャズを楽しめる場があると、もっと多くの人にジャズの魅力が広がっていきますよね。私もこの夜、素敵な音楽とダンスで元気をもらえました。
「マグカルナイト」では、ジャズの他に、お笑いやスタンダップコメディ等、色々なジャンルのエンターテインメントが週替わりで楽しめます。ぜひ今度の水曜日に、会場まで足を運んでみてはいかがですか?

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