コンテンツにスキップ

頭上をガタンゴトンと電車が走る、高架下にあるギャラリー

頭上をガタンゴトンと電車が走る、高架下にあるギャラリー

アートな空間に潜入!
YOKOHAMA ART SPOT FILE

横浜のアートの拠点、黄金町で若い作家たちをサポート
高架下スタジオ Site-Aギャラリー

アート作品を鑑賞していると、定期的にガタンゴトンと電車の走る音が耳に入ってくる、それがまたなんだかワクワクして面白い。ここは、京急黄金町駅と日ノ出町駅の間にある“高架下をいかした建築”で知られる、その名もズバリ「高架下スタジオ Site-Aギャラリー」。2011年の黄金町バザール開催と同時にオープンしました。NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが運営する現代アートのギャラリーで、ジャンルにとらわれず、これから活躍する若手の作家さんたちを招き入れ紹介しています。


こちらがエントランス。その向かい側にメインとなる展示室〈会場1〉があります。


取材時には、毎月第2日曜日に開催されているアートと食のイベント「のきさきアートフェア『8日間のアートフェア』」が開催中でした! 若い作家さんたちのさまざまな現代アート作品が並んでいて、取材終了後には貸切状態でじっくり鑑賞させていただきました。

こちらのギャラリーは、上に電車が行き来する高架下を利用しているということでちょっとした規制があると伺いました。こちらをご覧ください。


コンクリートうちっぱなしの柱には、直接作品を飾ることができません。こうやって作品と壁に数センチの隙間が生まれているのが特徴だそう。確かに柱あっての空間ですからね。しっかり支えてもらわねば! 作品を鑑賞しながら、そんなところもちょっと気にして覗いてみるのも面白いです。


さて、続いてはもうひとつの展示室〈会場2〉へ行ってみましょう。


ここを通って……


こちらは、メインの展示室に比べかなりスペースは狭いですが、個展感覚で作品が展示できるのが魅力です。作家さんのイメージする独自の世界感が強く打ち出せますね。

こちらの展示室の前はミュージアムショップ的なグッズ販売コーナーがあったり、横浜で開催されているアートイベントのフライヤーなども置かれています。展覧会によっては、この空間を使って展示することも可能とのこと。

横浜の新しいアート拠点、黄金町で、フレッシュな感性のアートを発信し続けるおしゃれなギャラリー。付近にはパブリックアートや作家さんたちのアトリエなどもあるので、お散歩を楽しみながらふらりと立ち寄ってみてはいかがですか?

マガジン