神奈川県内の年末年始イベントで、思い出作りをはじめよう
冬の風物詩、クリスマスイルミネーション
毎年、各所で行われる今年はどこに行こうかと迷っている方も多いのではないでしょうか。神奈川県は、見ごたえのあるイルミネーション開催地がいっぱいあるのです。この際、すべて回ってみるのもいいかもしれません。
スマートイルミネーション横浜2016
2011年の「夜景開発プロジェクト」から始まった「スマートイルミネーション横浜」は、横浜臨海部のアートイベントとしてすっかりおなじみになりました。国内外のアーティストやデザイナー、大学、市民が集まり、「イルミネーション」をテーマに多彩な表現を生み出します。また、LEDや蓄光塗料などのいわゆる「省エネ」技術を、実際の街で展開する見本市でもあります。
開催コンセプトは、「環境未来都市・横浜から提案する新たな時代のイルミネーション」。
とはいえ、堅苦しく考えなくても充分楽しめます。ライトアップだけではなく、子どもも参加できる体験型イベントや光のアート、各パフォーマンスやインスタレーションなど、この期間だけのイベントが盛りだくさん! 横浜の「光の祭典」を多いに盛り上げますよ。
<アートプログラム>
・power of will ! final shooting ! // 意念力!終極發射!
アーティスト:Lu Yang(中国・上海/象の鼻パーク
象の鼻パークにあらわれるアーティスト自身の「顔」を模したバルーン作品。
・光のオトイロ
つちやあゆみ/象の⿐パーク
作曲・演奏ができる、ガラスの琴。7⾊と透明な⾳消し板で、多様なメロディを紡ぐ。
・茶会「裏窓の灯」 / A tea party “The light in rear window”
徳永宗夕+日下淳一 / Soseki Tokunaga + Junichi Kusaka
茶道裏千家準教授徳永宗夕と日下淳一のコラボレーションによる茶会。象の鼻テラスのショーウィンドー内で、一夜限りの特別なしつらえの中、幻想的な光の茶会が開かれます。(参加費:茶会への参加1500円、要事前予約)※11/4のみ開催
ほか。
冷えた空気の中に瞬く色とりどりのイルミネーションは、冴え渡る鮮やかさで心に焼き付いて、忘れがたい思い出になるのではないでしょうか。
毎年恒例になっている方も、初めての方も、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
日時:2016年11月2日 (水)〜6日(日) 17:00〜22:00
※横浜市開港記念会館のみ 21:30終了
場所:象の鼻パーク、横浜市開港記念会館 ほか
合わせて行きたい!「街の文化祭」関内外OPEN!8(横浜)
横浜・関内で活動する建築家やデザイナー、アーティストたちが、それぞれのスタジオ・アトリエを開放し、趣向を凝らしてお迎えするアートイベントです。街をめぐりながら、アート、デザイン、建築、忘れちゃいけない食などを楽しめる、2日だけのアートフェス! プロから学べる工作教室に親子で参加したり、横浜の穴場スポットを案内してもらったり、アートに興味のある学生の社会科見学としても人気です。2日目は、関内の道路の一部を封鎖して、野外のフェスを開催。スリッパ卓球やサイレントディスコ、地産地消のフードを楽しめます。
観光だけでは出会えない横浜の顔を垣間見ることができますよ♪
日時:2016年11月5日 (土)〜6日(日) 11:00頃〜20:00頃(会場により異なる)
場所:横浜の関内、伊勢佐木町、野毛、元町あたり
星の王子さまミュージアム ロマンティック・スターリー・ナイト
「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」は、世界中で愛されるサン=テグジュペリの名作『星の王子さま』をテーマにした世界で唯一のミュージアム。海外の人も訪れるという、箱根で人気のスポットです。
作者ゆかりの20世紀フランスをイメージして作られた庭園や街並みと、四季折々の花々が迎えてくれる癒しのミュージアムですが、毎年この時期はさらにロマンチックに! クリスマスの飾りとイルミネーションに彩られ、1年でもっとも華やかな季節を迎えるんです。まるでヨーロッパのクリスマスに迷い込んだような雰囲気は、別世界へと誘ってくれそう。
期間中、17時からはプロジェクション・マッピングも開催されるそう。庭園いっぱいに広がる『星の王子さま』の世界は、想像しただけで胸がときめきます。
<ワークショップ スノードームをつくろう!>
自分だけのスノードームが作れるワークショップは、毎回予約でいっぱいになるほどの大人気イベント! 今年は新デザインが加わったそうなので、一度体験した人もトライしてみたくなりますね。『星の王子さま』の世界を閉じこめたスノードームは、はさみとのりなどで簡単にできるそうです。親子やお友だち同士で参加してみては。
開催日…2016年11月26日(土)~12月25日(日)
*上記期間中の土日のみ開催。ただし、12/23(金・祝)は開催
受付時間…10:00~11:00、13:30~14:30
開催場所…カフェ ル・サンジェルマン・デ・プレ
参加費…3,000円/個(1グループで1つ製作も可、入園料別途)
所要時間…1.5時間(目安)
受付方式…予約優先。空席分は先着順で受け付け
ご予約・お問い合わせ…℡0460-86-3700
日時:2016年11月3日 (木・祝)〜2017年1月9日(月・祝)
住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ
開園時間:9:00〜18:00(最終入場 17:00)
イルミネーション点灯 15:30〜
※プロジェクション・マッピングは17:00から繰り返し上映
江の島シーキャンドルライトアップ
神奈川県内で有名なライトアップといえば、「湘南の宝石」。「江の島シーキャンドルライトアップ」を中心として、「江の島ウィンターチューリップ」「光のアート produced by MIRROR BOWLER」を合わせた3つのイベントの総称です。その規模と独自性は、他に類を見ないほどの圧倒的な美しさ!2012年には「関東三大イルミネーション」、2013年には「日本夜景遺産」に認定されたほどです。
「湘南の宝石」の中で最初に始まるのは江の島のランドマーク・シーキャンドル(展望灯台)のイルミネーション。それから次々に複数の会場で色と光のアートイベントが開催されていきます。
中でもメイン会場の「江の島サムエル・コッキング苑」に作られる6万個のクリスタルビーズがきらめく光のトンネルは、言葉を失うほどの美しさ。圧倒的な光の洪水に時間を忘れて見惚れてしまう……と、見た人の誰もが口を揃えます。
初日の11月26日には光輝く季節の訪れを告げる点灯式が行われ、透き通った空気の中であたたかい灯がともるように、江の島がきらめいていきます。
関東屈指のロマンチックスポット、今年こそ訪れてみてはいかがでしょうか。
日時: 2016年11月26日 (土)〜2017年1月末
場所:神奈川県藤沢市江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル、亀ヶ岡広場、中津宮広場、龍恋の丘、江の島岩屋、ほか
開苑時間:江の島サムエル・コッキング苑 9:00〜20:00(最終入場19:30)
イルミネーション実施時間 17:00〜20:00
年末年始はここに行こう!県内のおすすめイベント
イルミネーション以外にも、楽しいイベントはもりだくさん!みんなでパーっと賑やかに、家族や大事な人と厳かに、もちろん1人だって楽しめる、この時期しか体験できないイベント情報を集めました。
第2回 全国高等学校日本大通りストリートダンスバトル
横浜市中区にある神奈川県庁前の日本大通りで、全国の高校生がパフォーマンスを繰り広げるストリートダンスバトルの第2回が開催! 関東、関西、九州の3つの各地区予選を通過した代表チームが、この日、日本一の座をかけて激突します。
全国から集まったエネルギッシュな高校生ダンサーたちの新たなダンスカルチャーが生まれます。決勝当日は、さまざまなドラマも期待できそうですね!
大会では、高校生たちのヒップホップ、ロッキング、ポッピングなどのパフォーマンスに加えて、決勝大会のゲスト審査員のダンスパフォーマンスや、会場が一体となってダンスに参加するイベントもあり、見ごたえ充分の1日に。
大会の模様は、J:COM各ケーブルテレビ局を通じ、全国エリアで特別放送するほか、
神奈川県内のケーブルテレビ各局や、ダンスチャンネルでも放送するそうです。
仲間とのコミュニケーションを豊かにし、全身で自分を表現するストリートダンスは、今後ますます注目されるエンターティメントとなりそうです。その未来を担う高校生たちが熱い戦いを繰り広げる日本大通り。この場所が、高校生ダンスシーンの聖地になる日も近いかもしれません。
日時:2016年11月6日(日)
会場:神奈川県横浜市 日本大通り 観覧無料
(雨天時:クィーンズスクエア横浜1階 クィーンズサークル)
時間:関東予選開会式9:00〜
全国大会13:00〜15:30
高校生が空間を創作!横浜赤レンガ倉庫アートリンク
横浜の代表的観光スポット「横浜赤レンガ倉庫」屋外に冬になると出現する期間限定のスケート場、その名も「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」。2005年から始まったこのスケートリンク、毎年さまざまなアーティストがスケートリンクをキャンバスに空間を演出し、横浜の冬のイベントとして市民を楽しませています。
12回目を迎える今年のアーティストに選ばれたのは、地元・神奈川県立横浜平沼高等学校美術部のみなさん。今までも、若いアーティストに活躍の場を提供してきたアートリンクですが、ここまで若くなるのは初めてだとか! 平沼高校美術部員は22名。美大に進学を希望する生徒も多い、活動の盛んな部活です。過去には全国きものデザインコンクールで文部科学大臣賞を受賞するなど、その実力も折り紙つき。
アートのテーマは「日本の四季」。ぐるりとスケート場を滑って回ると、季節の風景の移り変わりを楽しめるという仕掛け。海外から訪れる観光客にも楽しんでもらえるよう、アルファベットのデザインや各国の挨拶の言葉も盛り込んでいます。
これらのテーマが決まるまで、喧々諤々の議論を重ねたそう。アートは手描きの部分と拡大印刷の部分がありますが、「すべて手で描きたい」という生徒も数多くいたとのこと。高校生ならではの豊かな感性と創造の力が垣間見えるエピソードですね。
夏休みのほとんどを制作に打ち込んできた彼らのパネルですが、他で展示する予定は今のところはないそうで、見られるのはこのアートリンク期間のみ。
高校生アーティストが彩る氷の上の「日本の四季」を楽しめるのは今期だけとあっては、絶対に滑りに行きたいですね!
期間:2016年12月3日(土)~2017年2月19日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場(横浜市中区新港1-1)
料金:大人500円、小・中学生400円、幼児(3歳以上)300円
(付き添い観覧料200円、貸靴料500円、コインロッカー100円)
神奈川県民ホール オルガン クリスマス コンサート 聖母マリアとノエル
(C)青柳聡
ヨーロッパのクリスマスの教会では、オルガニストたちが即興演奏を披露して教会に集まる人々を楽しませてきた伝統があるそうです。パイプオルガンの美しい旋律は、聖なるクリスマスに聞くとさらに特別感が増しますね。ドイツ製のパイプオルガンを持つ県民ホールでは、クリスマスオルガンコンサートは毎年大人気です。
今年のコンサートは、「聖母マリアとノエル」をテーマに、個性的で懐かしいメロディを集めたそう。前半は聖母マリアへの賛歌、後半は「ノエル(クリスマスキャロル)」。ほかにもバッハや「メサイア」、「ヘンゼルとグレーテル」など、親しみやすい曲が奏でられます。県民ホールの前は山下公園。コンサートを終えてからゆっくり夜景を楽しむのもまた素敵なクリスマスの過ごし方です。
<出演>
髙橋博子 オルガン、鵜木絵里 ソプラノ、布施雅也 テノール
期間:2016年12月24日(土)15:00開演
会場:神奈川県民ホール 小ホール
料金:全席指定 一般3,500円、ペア6,500円、学生2,500円
(託児サービス:お一人につき2,000円/問い合わせ:イベント託児マザーズ 0120-788-222)
チケット:チケットかながわ 0570-015-415(10:00〜18:00)
横浜にぎわい座 新春特選演芸会
笑う門には福来る! 横浜・野毛にある落語を中心とした演芸場「横浜にぎわい座」では、2017年の元日から4日まで、漫才やコント、マジックなどの演芸会を開催します。心の底から大笑いして、朗らかな新年を迎えませんか?
それぞれ発売は11月1日。ベテランから若手、人気の一門、新春を寿ぐ獅子舞が出演する日も! 初詣の前に、または後に。お時間がありましたら、横浜野毛で初笑いを!
おすすめ!
1月2日は五代目圓楽一門による落語と演芸の公演!三遊亭円楽師匠や奇術のマギー司郎など出演者も豪華で、毎年大入りになっている人気公演です。
期間:2017年1月1日(日)〜1月4日(水)
会場:横浜にぎわい座 芸能ホール
料金:全席指定 一般3,100円
チケット:横浜にぎわい座チケット専用ダイヤル 045-231-2515
年末おすすめお土産 来年はビッグウェーブに乗ろう♪
波乗りまんじゅう/和菓子大くに(鎌倉)
古都・鎌倉で昔から市民に親しまれている1936年創業の老舗和菓子店「大くに」。
すべての商品は厳選した材料でひとつひとつ丁寧に手作りされています。伝統的で上品な味が評判で、お寺の茶席にも使用されています。
個性的な包み紙が印象的な「波乗りまんじゅう」は、サーフィンが趣味だという店主さんが考案したもの。味はコーヒー餡とあんず餡の2種類。4日間日持ちするので、帰省のお土産などにもぴったりです。
来年は大きな波が来てもゴキゲンで乗りこなせるようになりたいとの願いをこめて、おひとつパクっといかがでしょうか。
住所:神奈川県鎌倉市大町2-2-10
TEL:0467-22-1899
営業時間:8:30〜18:00
定休日:毎週月曜日