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演劇・ダンス

『オペラ座の怪人』は繰り返し登場する音楽のモチーフに注目!~劇団四季 ミュージカル『オペラ座の怪人』、オペラ座の怪人役・佐野正幸&クリスティーヌ役・山本紗衣インタビュー

『オペラ座の怪人』は繰り返し登場する音楽のモチーフに注目!~劇団四季 ミュージカル『オペラ座の怪人』、オペラ座の怪人役・佐野正幸&クリスティーヌ役・山本紗衣インタビュー
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インタビューに先立って行われた公開稽古では、マグカルでも以前、インタビューで登場いただいた『オペラ座の怪人』演出スーパーバイザーを務める北澤裕輔さんの指導のもと、物語の冒頭に登場する劇中劇『ハンニバル』のリハーサルシーン、クリスティーヌが歌う「スィンク・オブ・ミー」、オペラ座の怪人がクリスティーヌへの愛を激しく歌い上げる「ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン」を披露。『ハンニバル』シーンの演技では「そこはもう少し、いらだちを露わにして詰め寄る感じで」などの北澤さんからの丁寧な演技指導を交えながら、本番さながらの圧倒的な迫力で演じられる名場面の数々に、報道陣も息を呑みました。

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公開稽古後に行われた合同インタビューには、複数のキャストのなかから、今回の稽古に参加したオペラ座の怪人役の佐野正幸さん、ヒロインであるクリスティーヌ・ダーエ役の山本紗衣さんが、記者陣の質問に答えながら『オペラ座の怪人』横浜公演への意気込みと、作品の見どころをフランクに語ってくれました。

――『オペラ座の怪人』初の横浜公演の見どころ、意気込みを聞かせてください。

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佐野: 僕がいちばん楽しみにしているのはやはり、KAAT神奈川芸術劇場で怪人を演じられること。この作品の見どころは、作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽の作り方。『オペラ座の怪人』と向き合って僕は間もなく30年になりますが、未だ新しい発見があります。今回の公演は、ロイド=ウェバーの音楽に潜んでいるドラマを表現していきたいと思っています。

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山本: 私自身、神奈川に住んでいて、劇団も横浜にあります。地元・横浜で公演ができるのはとても楽しみです。音楽については佐野さんがおっしゃったので、私からの見どころは衣裳ですかね。客席からは遠いので、なかなか細かいところまでは見えないかも知れませんが、アンサンブルの衣裳もとても凝っています。スカートの中の見えない生地、帽子もひとつひとつ形が違いますから、そういうところまでチェックしていただけると嬉しいです。

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