【黄金町バザール2014】シンディさんの占い 体験レポート!
Text & photo by akiko inoue 取材協力:Chise Fukaumi
先日、黄金町バザール2014のためカナダから来日中のシンディ望月さんが期間限定で占いの館を開いていると聞きつけ、そのスタジオを尋ねてきました。
会場は、1の1スタジオの隣
最初は、アーティストが占い?!という少しの驚きと興味を抱いて参加してみたのですが、ものの数分でその驚きは何倍にもふくらみ、かつて味わったことのない高揚感と様々な感情が入り乱れる怒濤の15分間を過ごすことになるとは思ってもみませんでした…。
もともと占いにはそこまで関心がなかった筆者ですが、今回ばかりは占いで感情をこんなに揺さぶられるとは(!)という驚きを隠せずにいます。
最初にお伝えしておくと、今回のシンディ望月さんの占いの館は、「モンスターについてのインタビューを集める」という目的のもと行われています。それは黄金町バザール2014に出品する彼女の作品に何らかの形で反映されるそうなのです。素材としてただインタビューを集めるのではなく、話してくれた人にも何か贈り物を持って帰ってほしいという彼女の想いから、約20年続けている占いで参加者にお返しをすることを思いついたそうです。
そもそも占いにプロアマがあるのかは定かではないですが、シンディさんの研ぎすまされた感覚と態度は、わたしのつたない言葉でいうなれば、完全にプロフェッショナルでした。
ではさっそく、占いの様子をレポートしていきます。
まず、席に座ると「手相かタロットどちらにしますか?」と聞かれます。
時間は15分間なので、時間内であれば両方を選ぶことも可能。
まずは手相から…
手相占いの様子
シンディさんの口からは自分の身近な人の名前やイニシアルが。そしてその人と自分の今の状況までも言い当てるのです。まるで私の日常を知っているかの様に次々とでてくる固有名詞に唖然としました…。
そして、近い将来の事はタロットでもみてくれます。
まずは占ってほしいことを思い浮かべながら、タロットをきります。
願いを込めています
そして結果は…
タロット占いの様子
個人的なことになるので、占いの結果についてはここでは公表できないですが、一つだけ。手相によると、私は78歳まで生きられるそうです。まだまだ人生長そうなのでいろんなことができるぞと、シンディさんの占いに背中を押された気持ちになりました。そういうふうに人をポジティブにさせてくれるシンディさんのパワーはすごいなと思います。
シンディさん、ありがとうございました。
そして占い後、奥の部屋にうつって、シンディさんのインタビューに答えます。
インタビューは一問だけ。「あなたにとってモンスターとは何ですか?」という質問です。
インタビューの様子
占いの館は7.8(火)、10(木)の残り2日のみの開催です。(予約は締め切りました)
また、今回このようにして集められた“モンスターにまつわるお話”は、nitehi worksで開催するシンディ望月さんのパフォーマンス作品となって、黄金町バザール2014の会期中に私たちが目撃することになります。
どんな作品になるのか気になるところですが…、作品が公開されるまでしばらくお待ちくださいね!
■ nitehiでのイベント情報概要
シンディー・望月《loch/穴》
「モンスター」にまつわるサウンド・ビデオパフォーマンス
日時:8/8(金)、8/9(土)20:00〜21:00
会場:nitehi works
入場料:有料(価格未定)