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文化・歴史

学びの秋・食の秋ー「歴史」と「みらい」を小田原で楽しむ。

学びの秋・食の秋ー「歴史」と「みらい」を小田原で楽しむ。

戦国時代は「城下町」として、江戸時代には「宿場町」として、明治の時代には政財界や文化人たちの「別荘や居住地」として栄えた小田原。
小田原は、小田原城を中心に歴史や文化に深い繫がりのある場所が多く、豊かな自然と相模湾、小田原産のおいしい料理など、誰でも気軽に旅を楽しむことができる場所です。
再開発により複合施設や文化芸術拠点も次々とオープンし、長い歴史と伝統、文化の風を新しい施設で感じることもできます。
また、複数路線が乗り入れる小田原駅は利便性も良いので、箱根まで足を伸ばす旅もおすすめです。
木々も美しく色付く秋は、小田原を散策してみませんか。

小田原三の丸ホール
小田原三の丸ホールは、人と人とのつながりを大切にする文化芸術の拠点として、閉館した小田原市民会館の歴史を受け継ぎ、2021年9月5日に開館しました。小田原のシンボルでもある小田原城を臨む、新しい文化・芸術拠点となる施設です。

3階建ての施設は、大小ホール、展示室、スタジオ、キッズスペ―ス、など、誰もが文化・芸術を楽しみ、交流できる場所になっています。
その中でも、大ホールは小田原の原木を使った庇や特注の壁タイル、吉沢和雄デザインの京都の手作り舞台幕など、それ自体が芸術作品ともいえる美しい造りです。


小田原三の丸ホールは、眼鏡橋や馬出門から道路を挟んで小田原城公園の南東部、小田原駅から北へ徒歩13分の距離にあり、小田原巡りにはとても便利な場所。旅のスタートにぜひ立ち寄ってみてください。

小田原三の丸ホール
場所:小田原市本町1丁目7-50
アクセス:小田原駅 東口より徒歩13分
開館時間:9:00~22:00
休館日:第1月曜日・第3月曜日 (祝日の場合は翌日以降の最初の平日)
    年末年始(12月29日~1月3日)
公式ホームページ:https://ooo-hall.jp/



小田原市観光交流センター
小田原市観光交流センターには、「カフェ」「物販」「観光案内」「レンタルスペース」があり、小田原三の丸ホールに隣接しています。

2021年7月にオープンした1階の「観光案内所」では、小田原城をはじめとする地域の観光情報、まち歩きや体験型のワークショップなどの情報を提供しています。ミュージアムショップでは、地元小田原のアーティストによる商品の販売やワークショップなどが開催され、2階には観光の合間に休憩できるフリースペースがあります。

「小田原の食材」「小田原のお店」を紹介する場を目指す、CAFÉ SANNOMARUは、ミニマムデザインのスタイリッシュなインテリアの中で、ゆったりとくつろげるカフェテリア。「金次郎カフェ&グリル」や「食楽庵 布袋」などの地元ブランドとコラボレーションしたその場で作るピザや数量限定のお弁当、ジェラートなどが人気です。
ちょっと一息ついて、次の予定を立てるのに便利な場所です。

小田原市観光交流センター
場所:小田原市本町1丁目7-50
アクセス:小田原駅 東口より徒歩13分
開館時間:9:00〜17:00
     (CAFE SANNOMARU 10:00〜17:00 ※ラストオーダー16:30)
休館日:無し (12月29日〜1月3日は年末休暇となります。)
公式ホームページ:https://odawara-visit.com/



小田原城
小田原市のシンボルともいえる小田原城。現代の小田原城は1960年に忠実に再建され、2016年にはさらに改修されました。小田原市では建築物の高さに制限があるってご存じでしたか?小田原市では「平成18 年に天守閣の高さを基準とした高度規制を行い、天守閣の高さを超える建物の建築を制限し、長い時間をかけて育まれてきた歴史景観を次代に受け継いでいくこととしている。」そうです。

小田原市内で最も高い場所、天守閣では、1590年の小田原包囲戦で北条氏が豊臣秀吉に降伏したことまでの歴史、甲冑・刀剣・絵図・古文書など、小田原の歴史や武家文化にかかわる資料が展示され、最上階まで続きます。歴史と文化を学びながらたどりついた最上階からは、復元された城門、春には桜が咲き誇る城下町、青く広がる相模湾を一望できます。

また、公園周辺には、体験施設も充実しているので、子どもも楽しく学ぶことができます。
小田原城歴史見聞館 NINJA館では、戦国時代の北条氏を陰で支えたと言われる風魔忍者をモチーフに忍術を学ぶことができ、常盤木門SAMURAI館では、武士が使用していた鎧や武器を見たり、鎧の試着もできますよ。

小田原城
アクセス:小田原駅から徒歩10分
公式ホームページ:https://odawaracastle.com/



小田原かまぼこ通り
小田原名物のかまぼこは、平安時代の1115年に漁師が相模湾で獲った新鮮な魚介類を加工したのが始まりとされています。これらは、箱根の湧き水を利用して作られ、同時期に箱根の旅館がこの商品を広めたと言われています。

かまぼこ屋の本店や干物屋など30店舗あまりが立ちならび、かつて漁師町であった風情を感じるかまぼこ通り。かまぼこ店では、普段なかなか味わえない出来立てのかまぼこを味わうことができます。ほかほかふわふわのかまぼこはいくらでも食べることが出来そうなくらいとっても美味。おすすめです。

小田原かまぼこ通り
アクセス:小田原駅から海方向へ徒歩約15分



ミナカ小田原
2020年12月に小田原駅東口、小田原城址公園へと向かう「お城通り」に「みらいの宿場町小田原」をコンセプトに誕生した複合商業施設です。
かつての宿場町を想わせるような施設で、小田原の食を味わったり、お土産の購入におすすめです。

ミナカ小田原
場所:小田原市栄町1丁目1番15号
アクセス:小田原駅 東口より徒歩3分
開館時間:ショッピング 10:00〜20:00
     レストラン 11:00〜21:00(西湘フードスタジアム11:00~23:00)
     展望足湯庭園 10:00~19:00
公式ホームページ:https://www.minaka-odawara.jp/


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