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演劇・ダンス

8月8日は「笑いの日」 大井町ふるさと劇団&お笑いライブ座長「スベリ―・マーキュリーさん」 (足柄上郡大井町)

8月8日は「笑いの日」 大井町ふるさと劇団&お笑いライブ座長「スベリ―・マーキュリーさん」 (足柄上郡大井町)
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スベリ―・マーキュリーさん

スベリ―・マーキュリーさん(こんにちは計画) プロフィール
大井町笑顔特派員。
1981年生まれ。南足柄市出身。

◇8月8日は日本全国で笑いが溢れる日!

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(演技指導を行う座長のスベリ―・マーキュリーさん)

―昨年から、大井町笑顔特派員として活動していらっしゃいますね。今回は座長として大井町ふるさと劇団を披露することになりました。まずは率直な感想を聞かせてください。

スベリ―・マーキュリーさん:僕は大井町と近い南足柄市生まれで、たまたま縁あって昨年から大井町笑顔特派員をやらせてもらうことになりました。具体的には週2日程度、大井町役場の企画財政課に勤務して大井町の魅力を町内外の人々に発信する作業を行っています。特産果物フェイジョアや大井町の観光PR動画を作ったり、広報の一部を制作したりしていますが、大井町の皆さんはとにかく優しくて大好きです。8月8日の旗揚げ公演がとにかく楽しみで待ちきれないという気持ちです!

―大井町ふるさと劇団にはどのような方々が集まりましたか?また、台本はどのように作られたのでしょうか?

スベリ―・マーキュリーさん:大井町ふるさと劇団の公募を行いまして、興味を持って応募してくださった大井町在住の小学生から40代までの13人が舞台に上がる予定です。劇団員は、役者活動をしている人、これから演劇の世界に飛び込みたいと思っている中学生もいますが、ほとんどが全く演劇に関わったことがない人たちです。台本は、吉本新喜劇にも関わっている作家が、皆さんの特性を見極めて書き下ろした完全オリジナルです。大井町が舞台で、あとは笑える、というところまでしかここでは言えませんが、とにかく喜劇です。笑えます!

―稽古を見ていると、とても初心者とは思えないほど皆さん堂々と演じていらっしゃる様子ですが。

スベリ―・マーキュリーさん:本当に、大井町在住で全く演技をしたことがないという人が多い中、皆さんが助け合いの精神で団結して旗揚げ公演を迎えようとしています。すごく頑張って稽古をしていますので、温かい目で見て楽しんでいただけたら嬉しいです。ストーリー展開が分かりやすいので、小さな子供でも理解しやすく大人と一緒になって大笑いできるのではと思います。

―そもそも、全国一斉にこのような公演を吉本興業が開催する意義は何なのでしょう?

スベリ―・マーキュリーさん:地域と僕たちのようなお笑い芸人が密着して、笑いを通じて地域を盛り上げていくことだと思います。笑いには人を元気にする力があります。地域の魅力をお笑いで内外に発信することができますし、それに、全国一斉にみんなが笑って元気になれたらすごいことですよね。

―スベリ―・マーキュリーさんはなぜ、お笑い芸人になろうと思ったのですか。

スベリ―・マーキュリーさん:小田原高校時代、2年、3年と続けて文化祭でコメディ劇の主役を演じました。そのころから目立ちたがり屋で、笑いを取ってみんなを楽しませるのが大好きでした。もうこの時には、将来は絶対にお笑いの道に進もうと決めていましたね。早稲田大学に入学し、2年時に吉本興業の養成所に入り、大学を卒業したらそのままお笑いの道に入りました。

―当時同級生は就職していく人がほとんどだったと思いますが、お笑いの道に進むことに迷いはなかったですか。

スベリ―・マーキュリーさん:ありませんでした。大学に入学した頃は、卒業したら養成所に行こうなんて考えていたのですが、実際待ち切れませんでした。今でも全く迷いはないです。とにかく笑いが大好きで、笑いでみんなを楽しませたいという気持ちが自分は昔から強いのだと思います。

◇大井町ふるさと劇団のみなさん、それぞれ応募したきっかけと役どころを教えてください◇

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高井田愛香さん

女優志望の中学2年生「石井愛香」を演じる高井田愛香(14歳)です。
いま中学3年生です。演劇にすごく興味があるのに、中学校に演劇部がないので残念でした。演技ができるところがないか色々な人に声を掛けて相談していたところ、今回の劇団募集を教えてくれた人がいて、真っ先に応募しました。劇団の皆さんは演技を全くしたことがない人から、本格的に演劇をやっている人まで幅広く、一丸となって舞台を作り上げていく作業はとても楽しいです。役柄が女優志望ですし、私自身もこれから演劇の世界を目指しているので、まずは旗揚げ公演を思いっきり演じ切りたいです。

 
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黒岩陣太郎さん

黒岩プロダクション社長役「黒岩」を演じる黒岩陣太郎(37歳)です。
 僕はプロの役者として活動もしています。役場の方から声を掛けていただき参加することになりました。映画などの映像作品を作っていくのと違って、舞台は幕が開いてしまうと途中で止めることができません。「ちょっと待った、やり直し」が出来ないのです。そこが舞台の面白さだともいえるのですが、最初に劇団のメンバーと顔合わせをしたときは「これ、大丈夫なの」と、正直感じました。公演日はあと一か月ちょっとに迫っているのに、この状態で舞台として仕上げられるのか不安でしたね。それから、稽古を重ねるにつれてみるみるうちに全体のレベルが上がっていきました。大井町民のパワーと頑張り、すごいなと驚きましたよ。役者それぞれのシーンで見せ場が多いので、ぜひ個々のメンバーの演技に注目しながら皆さんご覧になってください。

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渋谷彩加さん

黒岩プロダクションスカウト担当役「彩加」を演じる渋谷彩加(27歳)です。
演技は全くの初めてで、普段は事務職のOLをしています。応募したのは、私は声が大きくて目立つのが好きということもありますし、お笑い芸人と町民が一緒になって劇団をするという試みが県内初だし面白そうだと思ったからです。役柄は表ではとても優しい女性なのに、裏では怒ってばかりという、とても両極端なキャラクターです。その表裏がある部分の演じ分けを楽しんでもらいたいです。

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石井友祐さん

愛香の兄役「石井」を演じる大井町役場職員の石井友祐(28歳)です。
まさか自分がやることになるなんて思いもしなかったです。劇団に一人は役場の職員がいたほうがいいだろうということで、職場の皆に勧められて出演することになりました。飲み会の席などでも、自分は率先して盛り上げることはなく、隅っこで飲んでいるタイプ。きっと、自分なら断らないだろうと思って勧められたんだと思っています。最初は自分自身もどうなることかと心配でしたが、練習を重ねるにつれて劇団の勢いが増してきたというか、団結力が出てきたというか。皆さん本当に頑張っていらっしゃいます。ぜひ、神奈川県初の地元愛をテーマにした大井町が舞台の旗揚げ公演を笑って見ていただきたいです!

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スベリ―・マーキュリーさん

スベリ―・マーキュリーさん:夢を売る男「スベリ―」として出演します。
僕は、昔吉本新喜劇のオーディションを受けたのですが最終審査で不合格となってしまいました。今回、大井町ふるさと劇団としてこうして喜劇を演じられることにとても喜びを感じています。ベタな笑いが入っていて面白く、誰も傷つかず、小さな子供からお年よりまで一緒になって腹を抱えるような、そんな笑いを届けていきたいと思っています。
当日はお笑い芸人の大西ライオン、ピスタチオもやってきてお笑いライブもありますので、笑いにとにかく来てくださーい!サンキュー!ロッキュー!ありがとうございました!!

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