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「マグカル・ドット・ネット」は、神奈川県内のアート・カルチャー情報を発信するサイトです。
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神奈川県では、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー(マグカル)の取組を推進しています。
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演劇・ダンス
2014.03.11

神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集 特設ページ

 

ー 県庁で演劇!?ー

4月12日と4月13日に神奈川県庁にて『神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集』が開催されます。「え?県庁で演劇?」
そんな疑問を持たれたあなた!
そうなのです!なんと今回神奈川史上初めて神奈川県庁の大会議場を舞台として演劇が上演されることになったのです。
事の成り行きは同会議場で市民と黒岩知事が意見を交わす「対話の広場」という企画の中、知事の「公共の場をもっと開放していきたい」という言葉に対して

「この部屋で演劇をやりたい」

そんな意見が飛び出しました。
確かに素敵な空間だが普段は会議に使用しているしそんな事は可能なのか…。
マグカルもその現場に居合わせたのですがなんとその場でOK!
積極的な意見と県のスピーディーな対応に大変驚かされた記憶があります。
そしていよいよ本格的に動き出したその企画が「神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集」。
今回はその会議場の写真とともに、企画の発起人である笹浦暢大さん、河田唱子さんからいただいたコメントを交えながら企画の内容をお伝えしたいと思います!

最終チラシ_ページ_1画像:ポスタービジュアル

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□今回の企画の発起人である笹浦暢大さんと河田唱子さんにコメントをいただきました!

ー神奈川史上初めて神奈川県庁本庁舎・大会議場での演劇を上演されるという事ですが、
この場所で開催されることに対して意識されていること、また期待されている事などはありますでしょうか。

笹浦暢大さんより
今回の公演は、神奈川県主催の「対話の広場」で「マグカル構想」について知事がお話しされていたときに、知事が「文化をマグネットのように、つなげて発信していきたい。その場所としてここ(本庁舎大会議場)を使ったっていいんだよ。」と、たまたま仰ったことに対して、一般質問で河田が「じゃあ使いたいです」という、実にストレートで素直で向こう見ず(笑)な発信をしたことから、はじまっている企画です。

まずは前代未聞の企画に対して、素早く対応していただいている県庁の方々に、感謝しています。
演劇なんて関わったこともなかった沢山の人たちが、現在、僕たちを支えてくれています。
まったくのゼロから僕たちとミーティングを何度も重ねて、メールも何度も何度もやり取りしてくれて、出来る限りのことをしてくれています。

劇場ではない。何もない。歴史的建造物、かつ、通常時稼働している役所です。
そういう場所で、演劇をつくるということは、本当に大変なことです。
ですが、大変さ以上に、表現の場として非常に魅力的でした。
大会議場という場所じたいに、底知れない磁力のようなものがある。しかも、誰も演劇公演を行ったことがないし、あまりよく知られていない。そんな場所に僕たちのつくる非日常を持ち込めること。表現者としてわくわくします。

演劇は芸術表現の形態上メディアを利用してもその本当の魅力は伝えにくいですが、そういうところでやることで、神奈川のいまのシーンはこれなんだ、ということを発信したいです。

このために、自分たちだけの単独公演ではなく、短編演劇集という形をとりました。
この企画が成功したら、引き続き行政にも絡んでいただきつつ、県内のいろいろな面白い場所でシリーズ化してやっていけたら、と考えています。

それは、人々の日常や教育の現場にも、当たり前に演劇がある環境を実現する、第一歩だと思っています。
僕が「日独青少年指導者交流セミナー」で訪れたドイツで知った、ヨーロッパの演劇風土、公共劇場や劇団の関係のあり方は理想であり、それを神奈川でつくっていきたい。

そのためには、まずご来場いただくお客様に多様な演劇を一度に観て愉しんでいただけたらと思い、ここ近年は「短編」という形にこだわっています。

河田唱子さんより
わたしは、県庁本庁舎のデザインをした小尾嘉郎という青年を題材に、彼のある一夜のお芝居「黎明の少年」を書きました。
黎明は、「夜明け」という意味です。また、なにか新しいことがはじまる、という意味でもあります。
大会議場から力を得て、面白いのが書けました。この公演が、いろんな意味で黎明になったらいいです。ぜひご来場ください。
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写真:普段の大会議場の様子。カーペットや照明など歴史を感じる空間がみるだけでわくわくしますね。

■笹浦暢大|nobuhiro SASAURA
演出家、プロデューサー、舞台監督。もじゃもじゃ頭、かつ、うなぎ計画代表。
神奈川県を中心に広いジャンルで演劇作品を演出。ミュージカルから会話劇、ファンタジーから社会派まで、細かく演出。舞台監督という演劇表現を知り尽くしたスタッフの特性を生かした劇的な演出と、ダメ出しの長さと、しつこさには定評がある。最近では、作家を集めた短編公演企画のユニット「SHOTGUN produce」や、市民がミュージカルと出会う「ミュージカルプロジェクト『M.PinK』」、短編演劇の大会「神奈川劇王2」などを展開。舞台監督や劇場基本設計アドバイザーなどをしてきた経験から環境、状況に合わせた企画実現を数多くこなす。また、演劇教育家として、企業や学校等でワークショップを数多く行う。特に最近は精神障碍者手帳を持った人たちの自立支援プロジェクトにて演劇的手法を使ったコミュニケーション講座を展開している。日本演出者協会会員。神奈川県演劇連盟常任理事。

■河田唱子|shoko KAWADA
劇作家。へらへら眼鏡。
学習院大学文学部日本文学科卒。神奈川県・横浜市生まれ。幼少期をスイス・チューリッヒで過ごす。独自のテーマ設定および言語感覚を作品に反映させる一方で、過去資料を分析し脚本化する作品も得意とする。ミュージカル、会話劇、市民劇、短編と、数多くの作品を各団体に提供。2009年、JMS「Princess Collection」(吉祥寺シアター)にて脚本提供。その後も、横浜市にて開催された、鶴見区民ミュージカルや戸塚区民ミュージカルの市民参加型ミュージカルの脚本提供。また、「へらへら眼鏡」のクレジットにて発表している、人間の真相に触れる作品まで、多岐にわたり展開。その他に、マグカルフライデー「桜木町蹶起集会」のプロデューサー、SHOTGUN produce「BULLETS ASSORTED」共同プロデューサーを務めるなど、数多くの公演を笹浦とともに製作。

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ー 出演団体情報 ー

■あつぎ舞台アカデミー
「ドリーム・ドリーム・ドリーム出張版 ~かっぱの太郎~」

構成・演出:串間保彦、鈴木里沙(扉座)
総指揮:横内謙介(扉座)
振付:ラッキィ池田、彩木エリ
歌唱指導:上野まり子
企画・運営:(公財)厚木市文化振興財団
2010年に開講した『あつぎ舞台アカデミー』。小4~中2の子供達が、それぞれの分野の第一線で活躍している講師のもとで、歌とダンスと演技のレッスンを学ぶ。お祭りなどのイベント出演、その他様々なアーティストのライブやPV出演と、活躍の場を広げている。
http://www.tobiraza.co.jp/kouen2011/index_0703_dream.html

■theater 045 syndicate
「sixx」

今井勝法(theater 045 syndicate)、平野圭太、井上英行、中山朋文(theater 045 syndicate)
2010年、主宰の中山朋文が地元横浜からの発信のため設立。劇王神奈川大会のプロデュース、市内のバーやレストランでのライブ・ダンスイベントも手掛ける。2014年1月、第1回本公演「12匹」を上演。「横浜でコトを起こす」をキーワードに活動中。
http://theater045.exblog.jp/

■趣向
「男子校にはいじめが少ない?short version」

作・演出:オノマリコ 音楽:後藤浩明
出演:伊藤昌子、大川翔子、清水那保、中谷弥生、原田優理子(トリのマーク、本間玲音
劇作家オノマリコの演劇ユニット。2011年「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」(神奈川芸術劇場)にて注目される。 詩のことばを武器に、時空間を飛び越え、「むずかしい」ことが「おもしろい」演劇を目指す。
http://shukoushuko.blog48.fc2.com/

■たすいち
「吸血ディベート」

作・演出:目崎剛
出演:中村夏海、永渕沙弥、末永全(安全品(近々改名の予定あり))、朝戸佑飛 、大川大輔(しもっかれ!)、小山大河、二宮咲、目崎剛(たすいち) 他
2007年、早稲田大学演劇倶楽部より旗揚げしたユニット。「ありえそう」で「ありえない」ファンタジーな作風でエンターテイメントを志向する。主に都内で活動するが、目崎は神奈川での公演や区民ミュージカルの脚本演出、中学、高校などの演劇WSなども担当する。
http://tasuichi.soudesune.net/index.html

■もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡
「黎明の少年」

作:河田唱子(へらへら眼鏡)
演出:笹浦暢大(もじゃもじゃ頭)
出演者:藤代太一(舞夢プロ)、真野基範(風雲かぼしゃの馬車)、明季
「もじゃもじゃ頭」こと、うなぎ計画の笹浦暢大が、「へらへら眼鏡」こと、作家の河田唱子と短編公演を行うため、2011年に結成されたユニット。神奈川県を中心に活動。
http://ameblo.jp/heraheramegane/

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