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MAGCUL マグカル

「マグカル・ドット・ネット」は、神奈川県内のアート・カルチャー情報を発信するサイトです。
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神奈川県では、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー(マグカル)の取組を推進しています。
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マグカルさんが行く!『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014』
美術・写真
2014.04.08

マグカルさんが行く!『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014』

今年も大盛況で幕を閉じた通算18回目となる「国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014」(通称TPAM)
「TPAMは舞台芸術をつくる人、みる人のための国際ミーティング」と言われており毎年日本国内だけでなく海外からも様々な舞台芸術を招聘し、業界の方だけでなく一般の方も様々な舞台芸術をを鑑賞することができるまさに舞台芸術の祭典として話題となっています。
マグカルではTPAM2014の様々なプログラムの中から「TPAMディレクション」と「TPAMエクスチェンジ」に注目し、それらをレポートとしてまとめさせていただきました。
 
すでに来年の開幕も決定しているTPAM。今年は見逃してしまった方も来年参加するつもりの方も是非このレポートをご覧ください!

 
TPAMとは?(TPAM公式より)
http://www.tpam.or.jp/2014/about/

TPAMディレクションレポート

◉TPAMディレクションとは?
ユニークな活動を行なっている若手制作者をディレクターに選任、自由なコンセプトと新たな視点で作るプログラム。それぞれのディレクションを通して同時代的アイデアや課題を共有し、ともに舞台芸術の可能性を考察する機会です。
※各レポートは以下のリンクよりご覧いただけます。
 
▽野村政之ディレクション
蓮沼執太『作曲:ニューフィル』
http://magcul.net/focus/tpamdirection-nomura/
 
▽横堀ふみディレクション
筒井潤+新長田で踊る人々『新長田のダンス事情』
http://magcul.net/focus/tpamdirection-yokobori/
 
▽大平勝弘ディレクション
伊藤キム × 山下残
http://magcul.net/focus/tpamdirection-oohira/
 
▽宮永琢生ディレクション
濱田英明 × 瀧澤日以 × 柴幸男「演劇」という名の展示
http://magcul.net/focus/tpamdirection-miyanaga/

TPAMエクスチェンジレポート

会場:BankART Studio NYK 2F
TPAM HP:http://www.tpam.or.jp/2014/program/networking/tpamexchange/
 
◉TPAMエクスチェンジとは?
TPAMエクスチェンジは、舞台芸術関係者がお互いの活動や作品、プロジェクトなどを紹介しながらネットワークを広げることができるプログラムです。
このプログラムはプロフェッショナルを対象としており、一般の方は参加する事ができません。
舞台芸術を作る人達がどのようにネットワークを広げ、互いの表現を紹介し、情報を共有しあっているのか。その様子をレポートにてお伝えいたします。
 
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当日は記録的な豪雪の後というあいにくのコンディションでしたが会場には既に大勢の関係者が集まりそれぞれに情報を交換し合う様子が見受けられました。
まず会場に入ってすぐのスペースはスピード・ネットワーキングの会場となっており、それぞれのテーブルで一対一で国内外のプレゼンターの方達と話をする事ができます。
普段直接本人にアポをとって話を聞きにいくというのは労力もかかりますし、なかなか時間を合わせることも難しい事が多いかと思いますが、このようなテーブルだと一日で大勢の関係者の方と意見を交換する事ができるのでとても魅力的なプログラムではないでしょうか。
 
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スピード・ネットワーキングの様子
 
そしてさらに奥はグループ・ミーティングのスペースとなっており、そこは手前のスピード・ネットワーキングとは対照的に予め設定されたテーマを元に複数人で意見を交換し合う場となっています。個人から団体まで各自が気になる問題について意見を交換しあうのですが、自分の気になる問題について話し合う(問題を共有しあう)という場はやはりプロフェッショナルの為のプログラムならでは。
トークショーなどと違い全員が一つの問題に対して話し合う為に集まっているので意見も交換しやすい環境となっているかと思います。
 
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グループ・ミーティングの様子
 
TPAMエクスチェンジレポートまだまだ続きます!>>>

またこのプログラムで大変興味深いのは話し合う場だけではありません。
奥のプレゼンルームでは映像を交えながら各団体が自分達の活動や制作している作品のプレゼンを行っており、国内外で作品を上演するための売り込みなども行っていました。
日頃どのような流れで上演作品が決まっていくのか鑑賞者は知る事ができませんが、「このように作品が外に飛び出していくのか」と大変興味深い経験でした。
 
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写真左:KAAT神奈川芸術劇場による海外向けプログラムの紹介
写真右:城崎国際アートセンターによるレジデンスプログラムの紹介

 
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向かいの部屋では「BÜHNE FREI!」と称してドイツのパフォーミングアーツを紹介。
部屋にはドイツのパフォーミングアーツ分野で活躍する作家が常時滞在しており、訪れた各国の作家、プレゼンターと意見を交わしていた。

 
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会場にならべられた大量のチラシやプレスリリース。
中には脚本などもあり、エクスチェンジプログラムならではの資料がずらりと並ぶ。

 
このようにエクスチェンジプログラムの雰囲気をお伝えいたしましたが、改めてこのプログラムの充実した内容に驚かされました。
とくに注目すべきはこのプログラムでは「舞台芸術を支えるもの全ての関係者」が集まり意見を交換しあっているという所だと思います。
多くの作品情報を知る事も重要ですが、それら作品をどう支えていくのか。
作家がいて、上演する場所があり、それを支援する団体があり、それら大勢の努力があってこそ素晴らしい作品が私たちの前に現れているのだと思います。
次はこの場所にプロフェッショナルの一人としてWEBをご覧になっているあなたがいる...かも?

関連するURL:http://www.tpam.or.jp/2014/
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